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こーろぎ南極記

雪と氷が埋め尽くす「白い大陸」・南極。日本人初の上陸から100年。地球温暖化や未知の自然に挑む第54次南極観測隊のサイドストーリーを同行記者がお届けする。

新聞制作(2月6日)

2013.2.6 23:32
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 今日は新聞制作をした。新聞とはいっても、基地の中に張り出す仲間内のものだ。観測隊の新聞を作る係の人もちゃんといて「作ってもらえませんか」と依頼されたので、やることにした。A4の紙2枚ほどのささやかな紙面とはいえ、取材も紙面制作もすべて1人。「本職の記者だから」と思われたのだろうが、共同通信の場合は新聞を発行しているわけではないので、普段の仕事で紙面のレイアウト作りなどをすることは全くない。でも、それなりにちゃんとしたものを作らなければ報道の人間の沽券にかかわる。「新聞のレイアウトってこんな感じだったよなあ」と既に2カ月以上目にしていない新聞のイメージを思い出しながら、がんばって作った。ネット上で見つけた新聞制作用のフリーソフトであれこれレイアウトをやっているうち、保存しないままフリーズして全消去するトラブルも何度か起き、夜中の12時過ぎにようやく完成した。日本でも朝刊がほぼ完成するくらいの時間帯だ。記事は4本。1面トップでは「9人の仲間、昭和去る」の見出しで渡邉研太郎隊長ら9人がこの日しらせに帰ったことを報じた。2面に置いたのは、基地の中で時折サッカーをしている隊員の方々を取り上げた「『FCオングル』創立」。クラブW杯へ初の南極大陸代表としての出場を目指していることや、南極には外来植物が持ち込めないため6万人を収容できる天然芝のホームグラウンドを作るのが難しいなどと書いた。
 制作途中の夜9時ごろ、明日の野外行きが突然決まった。紙面を見た人々の生の反応を見ることができないのがやや残念な気がする。

興梠 敬介

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