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こーろぎ南極記

雪と氷が埋め尽くす「白い大陸」・南極。日本人初の上陸から100年。地球温暖化や未知の自然に挑む第54次南極観測隊のサイドストーリーを同行記者がお届けする。

ゾンデ放球(2月10日) 

2013.2.10 22:35
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大空に舞い上がった気球と観測機器
大空に舞い上がった気球と観測機器

 昭和基地では1日2回、高層気象観測用の気球が打ち上げられている。気球に「ラジオゾンデ」という観測機器を取り付け、気圧や気温、高度や風などを計測していて、この打ち上げは「ゾンデ放球」と呼ばれている。今日はこの体験をさせてもらった。人の大きさほどもある気球はガスが詰まっていると手で押さえるのも一苦労だが、無事に大空へと舞い上がっていった。気象チームからは放球した機器による観測結果を記した「放球証明書」をいただいた。到達高度は約31キロだったようだ。この証明書は本当の証明書のようにできているが、もちろんどこかで使う機会などない記念品だ。「放球証明書は(略)南極地域において永久に効力を保持する証明書であるが、その他の地域においては永遠の思い出のみを与えるものである」としゃれた文言が記載されている。自分でもコメントを記す欄があるので、映画「007」シリーズの「ロシアより愛をこめて」にちなんで「from Antarctica with love」と記した。

興梠 敬介

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