国際
雪と氷が埋め尽くす「白い大陸」・南極。日本人初の上陸から100年。地球温暖化や未知の自然に挑む第54次南極観測隊のサイドストーリーを同行記者がお届けする。
しばらく前から予報が出ていたのだが、午後からブリザードになるといわれている。ブリザードは日本でいえば台風のようなものなのだろうが、南極では雨ではなく雪が降るため、激しい風で雪が舞い上げられて視界 ... [続きを読む]
昭和基地では1日2回、高層気象観測用の気球が打ち上げられている。気球に「ラジオゾンデ」という観測機器を取り付け、気圧や気温、高度や風などを計測していて、この打ち上げは「ゾンデ放球」と呼ばれている ... [続きを読む]
朝起きると快晴だった。このままなら早く帰れるだろうと思って安心していたが、朝食を食べている間に大陸内部の方から雲が押し寄せてきていた。そのうちに昭和基地から「ヘリ輸送はしばらく見合わせ」との無線 ... [続きを読む]
S17航空拠点に再びやってきた。前回来たとき「もう2度と来ることはないだろうな」と思ったはずの場所だ。地圏チームの地震計を設置するに当たり、担当者の1人が昭和基地の観測機器トラブルで来ることがで ... [続きを読む]
今日は新聞制作をした。新聞とはいっても、基地の中に張り出す仲間内のものだ。観測隊の新聞を作る係の人もちゃんといて「作ってもらえませんか」と依頼されたので、やることにした。A4の紙2枚ほどのささやかな ... [続きを読む]
越冬交代があった2月1日を機に、53次越冬隊の方々がそれまで使っていた居室などを出られて54次越冬隊に引き継いだため、夏期間だけの隊員や同行者の居室もこれまでの「第2夏期隊員宿舎」(通称・2夏) ... [続きを読む]
今日は「越冬交代式」が行われた。昭和基地の運営を担う主体が第53次の越冬隊から第54次の越冬隊に切り替わることになる日だ。両隊が全員で握手を交わす姿からは、南極の厳しい環境に耐えて基地を守ってき ... [続きを読む]
南極行きを最終的に決めたきっかけの一つに、20年来のファンであるミュージシャンの仲井戸麗市さんの歌があった。アフリカのニジェールに行った知人から手紙が届き、一生に一度くらいはサハラ砂漠で大の字に ... [続きを読む]
大陸の航空観測拠点「S17」への同行も最終日。今日は雪上車につないだ居住用のそりではなく、雪上車の後部天井近くにある寝床で寝ることになった。これまで野外でもよく眠れていたので、そのことを知ってい ... [続きを読む]
南極大陸内での移動に使用するのはSM100S型雪上車だ。新潟県に本社のある大原鉄工所が製造している。車体の長さが約6メートル、幅約3メートルあり、重さは約11・5トン。映画「南極料理人」の舞台で ... [続きを読む]
フランス1部リーグ
3年ぶり31度目
ドイツ1部リーグ
W杯開幕戦
サッカー、FAカップ
低気圧が急発達
殿下葬儀、王子兄弟は会話
龍馬像、離島を経て九州へ 高知、愛媛、大分
アジア選手権65キロ級
エミリアロマーニャGP