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南極のぞき穴

シドニーから日本までは直行便ではなく、香港で乗り換えで、4時間ほど時間が空いた。  航空会社のラウンジに入ることができるという同行者の岡田さんにコバンザメのようにくっついていき、高級感あふれる空間で

文明回帰 

2017.3.20 18:23
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霞の向こうにシドニーの町並みが見えてきた!
霞の向こうにシドニーの町並みが見えてきた!

 

 朝起きて甲板に出ると、水平線にぼんやりと大きな影が見えた。

 オーストラリアだ!

 甲板に次々と出てきた隊員たちも興奮を隠しきれない様子で、「白くない大陸だ!」「携帯の電波が入る!」などと思わず口に出して喜んでいた。
 〝白くない大陸〟にじわじわと近づくと、シドニーの街並みが霞がかりながらも見えてきた。丘に並ぶ家々や木々に、「街だ!」「森だ!」と隊員たちの興奮もひとしお。
 9時過ぎに、港に入るための水先案内人たちが乗った船が「しらせ」に横付けされると、入港を祝うかのようにイルカが2頭その横を跳ねた。
 
 「しらせ」はオペラハウスやハーバーブリッジなどの観光名所を望みながら港に入り、10時過ぎ、大きな空母の横に接岸した。

 入国審査を終えて、一足先に退艦する観測隊ヘリコンビのマット佐藤さんとWayneを見送り、ついに陸へ!
 「しらせ」や昭和基地ではお金を使う機会がほとんどなかったので(「しらせ」の中には飲み物の自動販売機があるのでたまに使ったけれど)、物を買ったりメシを食ったりするために財布を出すのは昨年12月頭にオーストラリアを離れて以来。
 金銭感覚が鈍って財布のひもがゆるみまくるかと思いきや、金の使い方を忘れたかと思うほど使い方は控えめ(※あくまでも筆者の話ですが)。
 夕食に焼き肉を食って3000円分ほどの豪ドルを支払ったのが唯一の大きな出費で、そのまま宿泊するため「しらせ」へ戻った。
 
 大半の隊員たちは22日夜に帰国の途につく。

日の丸を振って出迎えてくれる人も!
日の丸を振って出迎えてくれる人も!

 

水先案内人たちが乗り込んでくる。「しらせ」乗員と観測隊員以外の人を生で目にするのも久々だ。
水先案内人たちが乗り込んでくる。「しらせ」乗員と観測隊員以外の人を生で目にするのも久々だ。

 

2頭のイルカもお出迎えご苦労。
2頭のイルカもお出迎えご苦労。

 

敬礼する「しらせ」乗員に送り出される観測隊ヘリパイロットの佐藤さん。お疲れ様でした!
敬礼する「しらせ」乗員に送り出される観測隊ヘリパイロットの佐藤さん。お疲れ様でした!

 

武隈周防

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