「朝鮮通信使」の道のり歩く ソウルから東京、4年ぶり

1日、ソウルの景福宮から東京へ向けて出発する日韓の参加者ら(共同)
1日、ソウルの景福宮から東京へ向けて出発する日韓の参加者ら(共同)
2023年04月01日
共同通信共同通信

 【ソウル共同】江戸時代に朝鮮王朝が日本に派遣した外交使節団「朝鮮通信使」の道のりをたどる「21世紀の朝鮮通信使 日韓友情ウオーク」の日韓の参加者が1日、ソウルから東京に向けて出発した。ゴールの日比谷公園には5月23日に到着する予定。前回は新型コロナウイルスの感染拡大で中止となり、4年ぶりの開催。

 日韓市民が友好を深める目的で2007年から隔年で行ってきた。徒歩での移動距離は約1200キロで、15人がソウルから東京までの全行程踏破に挑戦する。

 「ウオークの会」の遠藤靖夫さん(80)は「日韓関係が良い方向に向かう時期に開催できてうれしい」と話した。

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