米議会襲撃で側近に証言命令 連邦地裁、トランプ氏打撃

携帯電話で話すメドウズ氏=2020年10月、ホワイトハウス(AP=共同)
携帯電話で話すメドウズ氏=2020年10月、ホワイトハウス(AP=共同)
2023年03月25日
共同通信共同通信

 【ワシントン共同】2021年の米議会襲撃を巡り、ワシントンの連邦地裁は24日までに、トランプ前大統領の首席補佐官だったメドウズ氏らに、連邦大陪審への証言と関連資料提出を命じた。米主要メディアが同日伝えた。トランプ氏の刑事責任を追及する特別検察官の捜査が進展し、同氏には打撃となる。トランプ氏側は不服として上訴するとみられている。

 ほかに証言と資料提出を命じられたのは、トランプ前政権で大統領補佐官を務めたオブライエン氏ら。特別検察官が召喚状で証言と資料提出を求めたが、大統領と側近のやりとりは大統領特権によって保護されると主張して拒否し、提訴していた。

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