ウガンダ、性的少数者を処罰へ 議会が法案可決、最高で死刑も

LGBTQと自認することを犯罪とする法案について議論するウガンダ議会=9日、カンパラ(ロイター=共同)
LGBTQと自認することを犯罪とする法案について議論するウガンダ議会=9日、カンパラ(ロイター=共同)
2023年03月23日
共同通信共同通信

 【ナイロビ共同】アフリカ東部ウガンダの議会は23日までに、個人がLGBTQ(性的少数者)と自認することを犯罪とする法案を可決した。エイズウイルス(HIV)感染者の同性と関係を結ぶなどの「重度の同性愛」に対しては、最高で死刑を科すとしている。法案可決は21日。ロイター通信などが伝えた。

 アフリカでは30以上の国が同性愛行為を禁止しているが、LGBTQであること自体を処罰対象とする法律はこれまでないとみられる。法案は同性愛の「促進」も違法と規定。LGBTQを支援する人権団体の活動が取り締まりの対象となる恐れがある。

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