日韓改善、地方から後押し 韓国の神戸総領事が抱負

2023年02月03日

昨年12月に着任した韓国の李相烈・神戸総領事(55)が3日までにインタビューに応じた。日韓関係は歴史問題などで悪化が続いていたが、昨年5月の尹錫悦政権の発足後は改善の兆しも見えつつある。李氏は阪神大震災から復興を遂げた神戸を例に挙げながら「韓日関係の復元に向けて地方から後押ししていきたい」と抱負を述べた。
李氏は1997年に韓国外務省に入省。東京大で2年間学んだほか、東京の韓国大使館で2回の勤務経験がある。2021年3月から22年11月まで、対日関係を担当する外務省のアジア太平洋局長を務め、元徴用工問題などについて、日本側と協議を重ねてきた。