夢と覚悟で道開く バドミントン 中山紀子さん

2017年08月18日
共同通信共同通信

中山(旧姓高木)紀子さん(74)はバドミントンが公開競技だった1972年ミュンヘン五輪女子シングルスの金メダリスト。日本が初参加した66年のユーバー杯(女子団体戦)に出場して優勝、その後の3連覇に貢献した。日本選手では珍しく結婚(71年)後もプレーを続けて72年は当時世界一決定戦の位置付けだった個人戦の全英オープンとユーバー杯、五輪の“3冠”を達成した。長女出産後の75年に一線を退いた。現在も地元での指導でバドミントンの普及を続けている。