伐採か「シンボル」維持か アカギの扱い悩む奄美市
2023年02月08日

繁殖力が強い外来種の常緑高木「アカギ」の扱いを巡り、鹿児島県奄美市が頭を悩ませている。世界自然遺産登録を機に、市の審議会が条例に基づき保護する「保存樹」の指定解除を答申。生態系への影響を懸念し、一部からは伐採を求める声も上がる。一方、樹齢100年を超える大木もあり、地元で長年親しまれてきた「シンボル」。市は今後、対応を検討する考えだ。
繁殖力が強い外来種の常緑高木「アカギ」の扱いを巡り、鹿児島県奄美市が頭を悩ませている。世界自然遺産登録を機に、市の審議会が条例に基づき保護する「保存樹」の指定解除を答申。生態系への影響を懸念し、一部からは伐採を求める声も上がる。一方、樹齢100年を超える大木もあり、地元で長年親しまれてきた「シンボル」。市は今後、対応を検討する考えだ。