【速報】本州南端で新酒初搾り 和歌山・新宮、正月向け

2022年11月29日
共同通信共同通信

本州最南端の酒蔵とされる和歌山県新宮市の尾崎酒造で29日、正月向け新酒の初搾りが行われた。搾り器から流れ出る日本酒を試飲した杜氏の小林武司さん(48)は「暖かい日が続き、発酵を心配したが、甘みがあり雑味がないきれいな酒に仕上がった」と笑顔を見せた。尾崎酒造によると、紀伊半島南端の同市は酒の発酵には適さない温暖な気候だが、熊野川の冷水と川面を渡る北風が酒造りを助けてきたという。10月下旬に新米と井戸からくみ上げた熊野川の伏流水を使って仕込みを開始。小林さんらが温度管理に気を配りながら、長い棒でタンク内のもろみを丹精込めてかき混ぜ、発酵させてきた。