【速報】誤爆恐れるザポロジエ原発 不測事態から大事故懸念

2022年06月29日
共同通信共同通信

 ウクライナを貫いて流れる大河の対岸はロシア占領地だ。整然と並ぶ六つの原子炉建屋がはっきり見える。ウクライナ南部のドニエプル川沿いにロシアが侵攻当初から占拠し続けるザポロジエ原発がある。両国軍は原発誤爆を恐れてか周辺で本格戦闘しておらず、現地は「静寂の最前線」の様相。不測の事態が大事故を招く懸念は拭えない。 対岸の原発まで十数キロの都市ニコポリ。監視所の入り口は鉄条網が張られていたが、取材と伝えると簡単に中へ入れてくれた。ウクライナ兵4人が望遠鏡で対岸を警戒し、時折、無線で交信。見渡す限り、川に船舶は確認できなかった。