名QBトム・ブレイディが引退決意か 錯綜する米メディア情報

2022年01月30日
共同通信共同通信
生沢 浩 いけざわ・ひろし
NFC準決勝でラムズに敗れフィールドを後にするバッカニアーズのQBトム・ブレイディ(AP=共同)
NFC準決勝でラムズに敗れフィールドを後にするバッカニアーズのQBトム・ブレイディ(AP=共同)

 

 NFLバッカニアーズのQBトム・ブレイディ(44)の去就について情報が錯綜している。

 「NFL.com」が日本時間の1月30日未明に「ブレイディが22年の現役生活の末に引退」の一報を流したが、その後AP通信が「ブレイディの決心はまだつかず」という内容の記事を配信した。

 

 NFL.comはその後「ブレイディは引退の意思を固めたが、問題はそれがいつかということだ」との続報を公開した。

 バッカニアーズの公式サイトでは30日午前11時現在でブレイディの去就に触れた情報は一切掲載されていない。

 ブレイディはバッカニアーズがNFCのディビジョナルプレーオフ(準決勝)でラムズに敗退した後、現役を続行するか否かについては明言を避け「自分と家族にとってベストな選択をする」とだけ発言していた。

 

 ブレイディは2000年にドラフト6巡でペイトリオッツに指名されてNFL入りした。

 翌年のシーズン序盤にQBドルー・ブレッドソーが負傷したため先発となり、そのままチームを史上初のスーパーボウル制覇に導いた。

 これで一気にスターダムにのし上がったブレイディは、2019年シーズンいっぱいでペイトリオッツを退団するまで9回のスーパーボウル出場と6回の優勝を経験。バッカニアーズに移籍した昨年も1年目でスーパーボウル優勝を果たし「G.O.A.T.(Greatest of All-Time=史上最高)」のニックネームにふさわしい実績を残した。

 

 ブレイディが今季限りで引退することになれば、ベン・ロスリスバーガー(スティーラーズ)に続き、2000年代のNFLを彩った名QBが、また一人ユニホームを脱ぐことになる。