関学大が6年連続55度目の甲子園ボウル出場 立命大に競り勝つ

全日本大学選手権の西日本代表決定トーナメントは12月5日、大阪・ヨドコウ桜スタジアムで決勝を行い、関学大が立命大に34―24で競り勝ち、6年連続55度目となる同選手権決勝の「甲子園ボウル」(12月19日・阪神甲子園球場)出場を決めた。
関学大は甲子園ボウルで、東日本代表の法大(関東)と大学日本一をかけて対戦する。
関学大は第1クオーター2分45秒に、RB前田の1ヤードTDランで先制。同10分8秒にRB齋藤の2ヤードTDラン、第2クオーター9分2秒にはK永田の36ヤードFGで一時17―0とリードした。

前半終了間際に、K東の49ヤードFGで3点を返した立命大は後半、QB野沢からこの日大活躍の1年生WR大野へのパスで反撃。関学大DB陣の連携ミスを突いて得点を重ねた。
しかし、要所でファンブルなどの手痛いミスが出て試合の流れをつかめず、逆に関学大に得点を許し追いつけなかった。
1Q 2Q 3Q 4Q 合計
立命大 0 3 21 0 24
関学大 14 3 14 3 34

▽関学大・大村監督の話
「オフェンスはこれまで立命を相手にランで攻めたことはなかったが、前半からうまくいった。ディフェンスはコミュニケーションミスやタックルミスがあったのが今後の改善点。4年生が成長した。法政はめっちゃ強いと聞いている」
▽立命大・古橋監督の話
「ここまで地に足がついていなかったのは初めて。すべてが裏目、裏目で信じられない。抜本的にチームを変えないといけない」
