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週刊TURNOVER

共同通信社が運営するアメリカンフットボール専門のウェブマガジン。国内外のフットボールを紹介するベテラン記者のコラムや、国内注目試合の見どころやリポートなどを毎週掲載する。監修は共同通信記者で、NFLの解説者でもある宍戸博昭。

オービックが関学大破り7年ぶり8度目の優勝 第74回ライスボウル

2021.1.3 21:16 宍戸 博昭 ししど・ひろあき
7年ぶり8度目の優勝を果たし、笑顔で記念写真に納まるオービックの選手たち=東京ドーム
7年ぶり8度目の優勝を果たし、笑顔で記念写真に納まるオービックの選手たち=東京ドーム

 

 2020年度の日本一を決める第74回日本選手権(ライスボウル)は1月3日、東京ドームに8851人の観客を入れて行われ、社会人代表のオービックが学生代表の関学大を35―18で破り、7年ぶり史上最多となる8度目の優勝を果たした。

 最優秀選手には、第3クオーターに53ヤードのTDパスレシーブを記録したオービックのWR野崎貴宏、敢闘選手には第2クオーターに84ヤードの独走TDを決めた関学大のRB三宅昂輝が選ばれた。

最優秀選手に選ばれ、トロフィーを掲げ笑顔のオービックWR野崎貴宏=東京ドーム
最優秀選手に選ばれ、トロフィーを掲げ笑顔のオービックWR野崎貴宏=東京ドーム

 

 先制したのは関学大。試合開始のキックオフのボールを奪い攻撃権を得ると、RB前田公昭の10ヤードTDランに結びつけた(TFPのキックは失敗)。

 オービックは第1クオーター5分38秒に、RB望月麻樹の8ヤードTDランで7―6とし、同8分19秒にはQBジミー・ロックレイからTEホールデン・ハフへの14ヤードTDパスでリードを広げた。

 後半はオービックオフェンスが本領を発揮。WR西村有斗の49ヤードTDランなどで得点し、19年ぶり2度目のライスボウル制覇を目指した関学大を突き放した。

      1Q 2Q 3Q 4Q 合計

関 学 大  6  6  0  6 18

オービック 14  0 14  7 35

 

 〈オービック・大橋誠ヘッドコーチの話〉

 Xリーグの代表として、勝ててほっとしている。関学は、オンサイドキックを成功させて先制するなど、やり切る底力を感じた。(新型コロナウイルスの影響を受ける)特別なシーズンの中で、ライスボウルを開催してくださった関係者の皆さんに感謝したい。

 〈関学大・大村和輝監督の話〉

 前半はボールコントロールオフェンスが機能してうまくいっていたが、後半に地力の差が出た。一対一でのアジャストミスがあって、相手の攻撃を止めきれなかった。12分クオーターでもこの点差。実力差は大きく、社会人との試合は選手がけがをするリスクがある。

 

オービックに敗れ、肩を落とす関学大のQB奥野耕世(右)=東京ドーム
オービックに敗れ、肩を落とす関学大のQB奥野耕世(右)=東京ドーム

 

宍戸 博昭 ししど・ひろあき

名前 :宍戸 博昭 ししど・ひろあき

プロフィール:1982年共同通信社入社。運動記者として、アトランタ五輪、テニスのウィンブルドン選手権、ボクシングなどスポーツ全般を取材。日本大学時代、「甲子園ボウル」にディフェンスバック、キックオフ、パントリターナーとして3度出場し、2度優勝。日本学生選抜選出。NHK―BSでNFL解説を20年以上務めている。

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