日大と桜美林大が「甲子園ボウル」出場懸け対戦 関東大学1部TOP8

関東大学リーグ1部TOP8は11月14、15日、アミノバイタルフィールドで最終第3節を行い、Aブロックは日大、Bブロックは桜美林大が1位になった。
両校は29日の順位決定戦で、今年に限り関西学生リーグの優勝校との「東西大学王座決定戦」として開催される「甲子園ボウル」(12月13日・阪神甲子園球場)出場を懸けて対戦する。

今季は8校によるトーナメント方式で開催している関西学生リーグは、28日に大阪・万博記念競技場で関学大と立命大が決勝で顔を合わせる。
日大は東大を30―6で破り、3戦全勝の勝ち点9でブロック1位を決めた。
桜美林大は立教大を9―3で下し、2勝1敗の勝ち点6。早大に28―21で競り勝った明大と勝ち点で並んだが、直接対決で明大に勝っている桜美林大のブロック1位が確定した。
リーグ3連覇を目指した早大は、初戦で桜美林大に勝ったが、チーム関係者に新型コロナウイルス感染が確認され立教大との試合が中止になり、1勝1敗の勝ち点3でブロック3位に終わった。

3位以下の順位決定戦の組み合わせは法大―明大(3、4位)、東大―早大(5、6位)、中大―立教大(7、8位)となった。
日大はQB林大が3TDパスを決め、守備陣も東大オフェンスを第4クオーターの6点に抑えて快勝した。
桜美林大は3―3で迎えた第4クオーター10分36秒に、1年生QB水越の23ヤードTDランで勝ち越し、そのまま逃げ切った。
明大が先行し早大が追い上げる展開になった試合は、明大が第4クオーター4分34秒にQB西本がWR川原田へ7ヤードのTDパスを通して決着した。
明大の早大戦勝利は9年ぶり。
法大はRB星野の91ヤードTDランなどで得点を重ね、中大に33―21で勝った。
