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週刊TURNOVER

共同通信社が運営するアメリカンフットボール専門のウェブマガジン。国内外のフットボールを紹介するベテラン記者のコラムや、国内注目試合の見どころやリポートなどを毎週掲載する。監修は共同通信記者で、NFLの解説者でもある宍戸博昭。

南東リーグはLSU オハイオ州立大はビッグ10を制覇

2019.12.10 12:20 丹生 恭治 にぶ・きょうじ
ビッグ10を制しトロフィーを掲げるオハイオ州立大の選手たち(AP=共同)
ビッグ10を制しトロフィーを掲げるオハイオ州立大の選手たち(AP=共同)

 

 12月の最初の週末に、全米各地で各リーグの王座決定戦が行われた。

 本来、各リーグとも地区制を取っているケースがほとんどで、その1位のチーム同士が戦うのだから難しい話ではない。

 これで、ランク外のチームがぞろぞろ出くると少し困りものだが、ランキング上位のチームがずらりと顔をそろえているのだから、これも誠に結構である。

 

 7日の土曜日はそのトップを切って太平洋12大学の王座戦が開かれた。つまり、南北2地区の1位同士の対戦で、北はシーズン当初から注目されていたオレゴン大。シーズン半ば以降少しランクを下げて13位で試合に臨んだ。

 相手は南地区を制したユタ大で、こちらは5位までランキングを上げていた。しかし試合はオレゴン大の一方的な内容。第1Qと第2Qに各10点。相手を無得点に抑えて、前半を20―0で折り返し、37―15でチャンピオンとなった。

 

 8日の日曜日は9試合が行われた。南東リーグ(SEC)はランク2位のルイジアナ州立大(LSU)と同4位のジョージア大の組み合わせ。

 ランキングから見ると大いに期待を集めるカードとなったが、これまた中身はLSUの大勝。37―10でジョージア大を退けた。

ジョージア大のQBフロム(11)をサックするLSUのDBデルピット(7)(AP=共同)
ジョージア大のQBフロム(11)をサックするLSUのDBデルピット(7)(AP=共同)

 

 ビッグ10はランク1位のオハイオ州立大が、後半で一気に27点を挙げて34―21で8位のウィスコンシン大に逆転勝ちする華々しい試合ぶりで白星を挙げたが、この直後のランキング投票ではLSUに抜かれて2位へ下がった。

 

 オハイオ州立大、LSUと並ぶ全勝校、ランク3位の大西洋岸リーグ(ACC)のクレムソン大が62―17と一方的なゲームでバージニア大に圧勝。全米3校目の全勝を守った。

 

 ビッグ12は現在この連盟だけが地区制を取っておらず、好成績同士のチームが選抜されての対戦となった。

 試合は延長となり、ランク6位のオクラホマ大が決勝のTDを奪って、30―23でランク7位のベイラ―大を下した。

オクラホマ大WRバスクイン(83)のTDパスキャッチ(AP=共同)
オクラホマ大WRバスクイン(83)のTDパスキャッチ(AP=共同)

 

 アメリカン体育連盟(AAC)はランク17位の西地区メンフィス大とランク20位の東地区シンシナティ大の対戦。得点経過を見るとこのゲームが最もスリリングだったようで、結果は、29―24でメンフィス大に凱歌が上がった。

 山岳西部連盟(MWC)はランク19位ボイジー州立大の相手がランク外のハワイ大とややバランスを欠いた。結果はボイジー州立大が31―10で快勝した。

 

 このほかサンベルト連盟はランク21位のアパラチアン州立大がランク外のルイジアナ大ラファイエットと激しく点を取り合い、45―38で勝った。

 ミッドアメリカン連盟(MAC)ではオハイオ州のマイアミ大が26―21でセントラルミシガン大を下し、USA連盟はフロリダ大西洋大がアラバマ大バーミングハムに49―6で大勝した。

丹生 恭治 にぶ・きょうじ

名前 :丹生 恭治 にぶ・きょうじ

プロフィール:1934年生まれ。関西学院大学卒業後、東京新聞社で運動記者としてスタートし、1962年に共同通信社へ移籍。著書に、中学時代から関学で親しんだアメリカンフットボール生活を描いた「いざいざいざ」がある。甲子園ボウルには高校時代と合わせて6度優勝。

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