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週刊TURNOVER

共同通信社が運営するアメリカンフットボール専門のウェブマガジン。国内外のフットボールを紹介するベテラン記者のコラムや、国内注目試合の見どころやリポートなどを毎週掲載する。監修は共同通信記者で、NFLの解説者でもある宍戸博昭。

【編集後記】Vol.269

2019.1.31 11:55 宍戸 博昭 ししど・ひろあき
左から尾立和則・日大OB会長、「ハドルボウル」の堀古英司・実行委員長、国吉誠・日本アメリカンフットボール協会会長=1月27日・富士通スタジアム川崎
左から尾立和則・日大OB会長、堀古英司「ハドルボウル」実行委員長、国吉誠・日本アメリカンフットボール協会会長=1月27日・富士通スタジアム川崎

 

 全国の大学アメリカンフットボール部OBによるフラッグフットボールの対抗戦「ハドルボウル」が1月26、27日に富士通スタジアム川崎で開催された。

 

 「難病と闘う子どもたちの夢を叶えるために」、大会の収益金や募金は全て「Make―A―Wish」日本財団に寄付されるチャリティーイベントは、今回が7回目になる。

 すっかり「冬の風物詩」として定着し、今年は49大学から70チーム、約1300人が参加した。

 

 試合はもちろん真剣勝負だが、母校の仲間と無心でボールを追いかけるだけでも気持ちがいいものだ。試合後の懇親会も楽しみの一つである。

 

 「ハドルボウル」の発起人で大会の実行委員長でもある堀古英司さんは関学大の元名選手。

 現在は、ニューヨークに拠点を置く投資顧問会社の最高運用責任者の肩書を持つ、国際派のビジネスマンだ。

 

 堀古さんは閉会式で、救急車を呼ぶような深刻なけがをした参加者がいなかったことを喜び、7月に関西で開催される「ニューエラハドルボウル」での再会を呼びかけた。

 

 レギュラートーナメントは関学大、シニアトーナメントは神戸大が優勝した大会に、日大は今年も参加しなかった。

関学大と東大が対戦したレギュラートーナメント決勝=1月27日・富士通スタジアム川崎
関学大と東大が対戦したレギュラートーナメント決勝=1月27日・富士通スタジアム川崎

 2013年の第1回大会でチームを結成したのを最後に、不参加が続いている日大の出場を待望する声を多くの大学OBから聞いた。

 

 昨シーズン、「危険な反則タックル問題」で揺れた「フェニックス」は、OB会を含め体制を一新し再建に向けて動き始めている。

 

 会場には、日大の尾立和則新OB会長が来ていた。

 初めて接するイベントはとても新鮮で魅力的だったようで、開会式から閉会式までの全てを見届けた。

 

 堀古さんをはじめ、スタッフや他大学の関係者に熱心に質問していた尾立さんは、OB会などで議論し賛同が得られれば、来年の大会にエントリーする準備を進める意向を示した。

 

 勝っても負けても笑顔、笑顔の「ハドルボウル」。

 川崎駅まで一緒に歩く道すがら、刺激を受けた様子の尾立さんに「参加が決まったら、ユニホームは何番にするのですか?」と聞いてみた。(編集長・宍戸博昭)

宍戸 博昭 ししど・ひろあき

名前 :宍戸 博昭 ししど・ひろあき

プロフィール:1982年共同通信社入社。運動記者として、アトランタ五輪、テニスのウィンブルドン選手権、ボクシングなどスポーツ全般を取材。日本大学時代、「甲子園ボウル」にディフェンスバック、キックオフ、パントリターナーとして3度出場し、2度優勝。日本学生選抜選出。NHK―BSでNFL解説を20年以上務めている。

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