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週刊TURNOVER

共同通信社が運営するアメリカンフットボール専門のウェブマガジン。国内外のフットボールを紹介するベテラン記者のコラムや、国内注目試合の見どころやリポートなどを毎週掲載する。監修は共同通信記者で、NFLの解説者でもある宍戸博昭。

上位4校による選手権は12月29日から 米大学フットボール

2018.12.19 13:17 丹生 恭治 にぶ・きょうじ
海軍士官学校との伝統の一戦の前にフィールドを行進する陸軍士官学校の学生たち(AP=共同)
海軍士官学校との伝統の一戦の前にフィールドを行進する陸軍士官学校の学生たち(AP=共同)

 

 陸軍士官学校が海軍士官学校を17―10で倒して、2018年のレギュラーシーズンが終わり、全米大学体育協会(NCAA)のフットボールは大詰めのボウルゲームシーズンに入った。

 といってもそのうちのいくつかはすでに消化され、この紹介記事などは手遅れのきらいもある。

 

 まずは今季の選手権戦から紹介を進める。シーズン終了時のランキング投票があって、順当に4校が選ばれたのもご承知のとおりである。

 出場するのは南東リーグ(SEC)を制したランキング1位のアラバマ大。次いで大西洋岸リーグ(ACC)王者でランク2位のクレムソン大、ランク3位で独立校のノートルダム大と続いてビッグ12首位のランク4位オクラホマ大だ。

 

 スケジュールは12月29日の午後4時(東部標準時)にテキサス州アーリントンのコットンボウルでの2、3位戦クレムソン大とノートルダム大の激突があり、午後8時からはフロリダ州のマイアミガーデンズ・ハードロック・スタジアムで1位アラバマ大と4位オクラホマ大の対戦がある。

 注目の決勝は1月7日。カリフォルニア州サンタクララのリーバイス・スタジアムで午後8時から開催される。

 

 通常のボウルゲームは12月15日に開幕。まず5戦し、2日ほど間をあけてから1月1日まで日曜日とクリスマスを除いた各日に30試合が行われる。

 細かく言うとボウルゲーム36試合、選手権3試合の合計40試合がシーズンの最後を飾るわけだ。

 

 昔はボウルゲームというと元日だったが、最近ではそんなことを言うと予定が詰まってどうしようもなくなる。

 今季などは元日5試合。フロリダ州で開かれるアウトバックボウルとシトラスボウル、アリゾナ州でのフィエスタボウル、カリフォルニア州パサデナでのローズボウルにニューオーリンズでのシュガーボウルとなっている。

 

 大みそかに5ゲームが催されるが、これはゲーター、ホリデー、リバティ、サンといったおなじみの名前に加え、レッドボックスといった初耳のボウルゲームなども開かれる。

 これまでに6試合ほどボウルゲームが片付いているので、その辺の情報をお届けしたい。

 

 まずは15日の土曜日は5試合。ラスベガスボウルで山岳西部連盟(MWC)西部地区のフレズノ州立大が31―20で太平洋12大学南地区のアリゾナ州立大を下した。

 フレズノ大12勝2敗、アリゾナ大7勝6敗。フロリダ州のキュアボウルでは、アメリカン体育連盟(AAC)西地区のチュレーン大が41―24でサンベルト連盟(SBC)のルイジアナ大を退けた。チュレーン大7勝6敗、ルイジアナ大7勝7敗。

 ニューメキシコボウルはMWC山岳地区のユタ州立大が52―13でUSA連盟西地区のノーステキサス大に大勝。通算成績11勝2敗で今季を終えた。ノーステキサス大は9勝4敗。

 

 アラバマ州でのカメリアボウルは、SBCのジョージア南部大が23―21でミッドアメリカン連盟(MAC)のイースタンミシガン大に競り勝ち、10勝3敗で今季を終えた。イースタンミシガン大は7勝6敗。

 

 ニューオーリンズボウルはSBCの雄アパラチアン州立大が45―13でUSA連盟東のセントラルテネシー大を寄せ付けなかった。アパラチアン州立大は11勝2敗。セントラルテネシー大は8勝6敗。

 

 18日火曜日のボカラトーンボウルは、USA連盟東のアリゾナ大バーミングハム(UAB)が37―13でMAC西のノースイリノイ大を下した。UABは10勝3敗、ノースイリノイ大は8勝5敗だった。

 
丹生 恭治 にぶ・きょうじ

名前 :丹生 恭治 にぶ・きょうじ

プロフィール:1934年生まれ。関西学院大学卒業後、東京新聞社で運動記者としてスタートし、1962年に共同通信社へ移籍。著書に、中学時代から関学で親しんだアメリカンフットボール生活を描いた「いざいざいざ」がある。甲子園ボウルには高校時代と合わせて6度優勝。

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