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週刊TURNOVER

共同通信社が運営するアメリカンフットボール専門のウェブマガジン。国内外のフットボールを紹介するベテラン記者のコラムや、国内注目試合の見どころやリポートなどを毎週掲載する。監修は共同通信記者で、NFLの解説者でもある宍戸博昭。

【編集後記】Vol.263

2018.12.14 11:00 宍戸 博昭 ししど・ひろあき
2016年の関学大―早大の第4クオーター、早大RB須貝(28)にタックルして突進を阻む関学大LB山岸=阪神甲子園球場
2016年の関学大―早大の第4クオーター、早大RB須貝(28)にタックルして突進を阻む関学大LB山岸=阪神甲子園球場

 

 第1回「甲子園ボウル」が開催されたのは、1947年4月13日。試合は慶大が同志社大を45―0と圧倒し、初代〝学生王者〟になった。このときの観客数は700人だった。

 

 12月に初めて行われたのは第4回大会。関学大が初出場で慶大を25―7で破っている。

 その後何度か11月や1月に開催しているが、現在は12月開催が定着している。

 

 出場回数が多い順番に過去の出場校をたどっていくと東は日大、法大、立教大、明大、慶大、早大、専大、日体大の8校。西は関学大、立命大、京大、関大、同志社大の5校である。

 今年で73回目を迎える国内最古のボウルゲームだが、晴れの舞台を経験した大学は意外に少ない。

 

 引き分けを含めた優勝回数は関学大の28が最多。続いて日大21、立命大8、京大6、法大5、立教大4、慶大と関大が2となっている。

 

 最多連続優勝は関学大と日大の5。73年から82年までの10年間は「赤と青」の対決として知られるこの両校が大学日本一の座を独占している。

 京大に代わって、関西で関学大の最大のライバルとして毎年しのぎを削っている立命大が初めて優勝したのは94年である。

 

2016年の関学大―早大の第1クオーター、関学大QB伊豆(6)が先制のタッチダウン=阪神甲子園球場
2016年の関学大―早大の第1クオーター、関学大QB伊豆(6)が先制のタッチダウン=阪神甲子園球場

 12月16日は、52度目の出場の関学大と5度目の出場の早大が2年ぶりに対戦する。初顔合わせだった前回は、関学大が31―14で勝っている。

 昨シーズンの学生王者・日大が「危険な反則タックル問題」で公式試合への出場資格を停止され、7校による異例のリーグ戦となった関東1部TOP8を制した早大は、創部85年目で初優勝を目指す。

 

 甲子園球場の空の下で誇らしげに響き渡るのは「空の翼」か、それとも「都の西北」か。キックオフは、午後1時5分の予定だ。(編集長・宍戸博昭)

宍戸 博昭 ししど・ひろあき

名前 :宍戸 博昭 ししど・ひろあき

プロフィール:1982年共同通信社入社。運動記者として、アトランタ五輪、テニスのウィンブルドン選手権、ボクシングなどスポーツ全般を取材。日本大学時代、「甲子園ボウル」にディフェンスバック、キックオフ、パントリターナーとして3度出場し、2度優勝。日本学生選抜選出。NHK―BSでNFL解説を20年以上務めている。

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