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週刊TURNOVER

共同通信社が運営するアメリカンフットボール専門のウェブマガジン。国内外のフットボールを紹介するベテラン記者のコラムや、国内注目試合の見どころやリポートなどを毎週掲載する。監修は共同通信記者で、NFLの解説者でもある宍戸博昭。

関学大と早大が学生日本一懸け対戦 第73回「甲子園ボウル」

2018.12.3 12:12 宍戸 博昭 ししど・ひろあき
決勝の24ヤードFGを決める関学大K安藤=撮影:山口雅弘
決勝の24ヤードFGを決める関学大K安藤=撮影:山口雅弘

 

 学生日本一を決める全日本大学選手権決勝(甲子園ボウル=12月16日・阪神甲子園球場)は、関学大(西日本代表)と早大(東日本代表)の顔合わせとなった。甲子園ボウルでの両校の対戦は2年ぶり2度目。

第4クオーター、ゴール前からエンドゾーンに飛び込む関学大RB中村=撮影:山口雅弘
第4クオーター、ゴール前からエンドゾーンに飛び込む関学大RB中村=撮影:山口雅弘

 

 12月2日に大阪・万博記念競技場で行われた西日本代表決定戦は、関学大(関西1位)が立命大(関西2位)に20―19で逆転勝ちし、3年連続52度目の甲子園ボウル出場を決めた。

 関東1部TOP8を制した早大は同日、東京・アミノバイタルフィールドで開催された東日本代表決定戦で、東北大(東北)を55―14で下し、2年ぶり5度目の甲子園ボウル進出を果たした。

 

2インターセプトを記録した立命大DB松山(21)=撮影:Gyasan
2インターセプトを記録した立命大DB松山(21)=撮影:Gyasan

 11月18日の立命大とのリーグ最終戦を31―7で制した関学大は、攻守で後手に回り苦戦。第2クオーター10分33秒に、2年生QB奥野が立命大DB松山にパスをインターセプトされ68ヤードのリターンTDに結びつけられるなど、第3クオーター途中で3―16とリードを許した。

 しかし、関学大はここから反撃を開始。第3クオーター9分30秒に、主将のQB光藤がWR阿部に24ヤードのTDパスを決め10―16とした。

 第4クオーター4分4秒に、立命大K多田羅の21ヤードFGで10―19とされたが、同8分16秒にRB中村の1ヤードTDランで2点差とし、残り2秒からK安藤が24ヤードのFGを決め、劇的な逆転勝ちを納めた。

 

2TDランを含む165ヤードを走った早大RB片岡(30)=撮影:seesway
2TDランを含む165ヤードを走った早大RB片岡(30)=撮影:seesway

 早大は第2クオーターに一時14―14とされたが、後半に地力を発揮して快勝した。

 

 関東1部BIG8は最終節を行い、桜美林大が横国大に20―10で勝ち、12月15日にアミノバイタルフィールドで行われる入れ替え戦(チャレンジマッチ)で、1部TOP8の7位の日体大と対戦する。

 

 ▽全日本大学選手権西日本代表決定戦(12月2日・万博記念競技場)

   1Q 2Q 3Q 4Q 合計 

関学大 3  0  7 10 20

立命大 6  7  3  3 19

 

 ▽全日本大学選手権東日本代表決定戦(12月2日・アミノバイタルフィールド)

    1Q 2Q 3Q 4Q 合計

早 大  7 21 21  6 55

東北大  0 14  0  0 14

 

 ▽関東1部BIG8最終節(12月1、2日・アミノバイタルフィールド)

東学大24―10専修大

東海大7―3駒 大

国士舘大27―24東 大

桜美林大20―10横国大

 〈順位・順列〉①(1)東大6勝1敗①(2)桜美林大6勝1敗③(3)横国大5勝2敗④(4)東海大4勝3敗④(5)国士舘大4勝3敗⑥(6)駒大2勝5敗⑦(7)東学大1勝6敗⑧(8)専修大7敗(順列1、2位と4、5位は当該チームの対戦成績による)

自らボールを持って前進する関学大QB奥野(3)
自らボールを持って前進する関学大QB奥野(3)

 

宍戸 博昭 ししど・ひろあき

名前 :宍戸 博昭 ししど・ひろあき

プロフィール:1982年共同通信社入社。運動記者として、アトランタ五輪、テニスのウィンブルドン選手権、ボクシングなどスポーツ全般を取材。日本大学時代、「甲子園ボウル」にディフェンスバック、キックオフ、パントリターナーとして3度出場し、2度優勝。日本学生選抜選出。NHK―BSでNFL解説を20年以上務めている。

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