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週刊TURNOVER

共同通信社が運営するアメリカンフットボール専門のウェブマガジン。国内外のフットボールを紹介するベテラン記者のコラムや、国内注目試合の見どころやリポートなどを毎週掲載する。監修は共同通信記者で、NFLの解説者でもある宍戸博昭。

日本人QBが公式戦に出場 サンタモニカ短大に留学中の竹田淳選手

2018.9.13 14:14 宍戸 博昭 ししど・ひろあき
サンタモニカ短大でQBとしてプレーする竹田淳選手
サンタモニカ短大でQBとしてプレーする竹田淳選手

 

 カリフォルニア・コミュニティーカレッジ体育協会(CCCAA)に所属するサンタモニカ短大(SMC)に留学中のQB竹田淳選手(19)が、9月8日(日本時間9日)に米カリフォルニア州サンタモニカで行われたデザート短大(COD)とのリーグ戦に出場した。

 CCCAAによると、竹田選手は「米国の高校でプレーした経験がないアジア人QBとして、初めて公式戦に出場した選手」となった。

 

 竹田選手は東京の明治学院高を卒業後に単身渡米。短大1年目の昨季はレッドシャツ(練習生)としてチームの練習に参加していた。

竹田淳選手の試合用のジャージー
竹田淳選手の試合用のジャージー

 

 CODとの試合は、第4クオーターに2番手QBとして出場した。1度だけ投げたパスは失敗。FG、TFPの際はホールダーとしても出場した。

 試合はSMCが10―69で敗れた。

 

 竹田選手は176センチ、85キロ。「コーチから『次はジュンでいく』という指示が出たとき、周りの選手が喜んでくれた。チームに必要とされているという実感が湧いた。コールされたパスはWRのルートミスで失敗したが、大きなDLに吹き飛ばされながら、デザイン通りの場所に正しいタイミングでボールを投げられたことが自信になった」という。

 

サンタモニカ短大のロッカールーム
サンタモニカ短大のロッカールーム

 竹田選手は、2016年1月に51歳の若さで亡くなったジャーナリスト竹田圭吾さんの長男。圭吾さんがアメリカンフットボール専門誌「TOUCHDOWN」の元編集部員だったこともあり、幼い頃からアメフットに親しんでいた。

 

 帰国した際は、元プロフットボール選手の河口正史さんが代表を務める東京・白金にあるスポーツジム「JPEC」で河口さんから直々に指導を受け、肉体改造に取り組んでいる。

宍戸 博昭 ししど・ひろあき

名前 :宍戸 博昭 ししど・ひろあき

プロフィール:1982年共同通信社入社。運動記者として、アトランタ五輪、テニスのウィンブルドン選手権、ボクシングなどスポーツ全般を取材。日本大学時代、「甲子園ボウル」にディフェンスバック、キックオフ、パントリターナーとして3度出場し、2度優勝。日本学生選抜選出。NHK―BSでNFL解説を20年以上務めている。

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