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週刊TURNOVER

共同通信社が運営するアメリカンフットボール専門のウェブマガジン。国内外のフットボールを紹介するベテラン記者のコラムや、国内注目試合の見どころやリポートなどを毎週掲載する。監修は共同通信記者で、NFLの解説者でもある宍戸博昭。

日本が2連勝 大学世界選手権ハルビン大会第2日

2018.6.18 14:45 宍戸 博昭 ししど・ひろあき
投げて走って大活躍だったQB田中=写真提供・日本アメリカンフットボール協会
投げて走って大活躍だったQB田中=写真提供・日本アメリカンフットボール協会

 

 第3回大学世界選手権第2日は6月16日、中国のハルビンで行われ大学日本代表は中国に70―0で圧勝。日本は韓国戦に続く完封勝ちで2連勝とした。

 日本は、大会第3日の19日に優勝候補の米国と対戦する。

 

 日本はRB高松祥生(関学大)の10ヤードTDランで先制すると、初戦で出番がなかったQB田中大輔 (京大)がWR藤原裕貴(関大)へ29ヤードのTDパスをヒット。さらに田中が16ヤードTDランを決めるなど、第1クオーターで35―0とリードした。

第1クオーターにTDパスをキャッチしたWR藤原裕(82)=写真提供・日本アメリカンフットボール協会
第1クオーターにTDパスをキャッチしたWR藤原裕(82)=写真提供・日本アメリカンフットボール協会

 

 第2クオーターは高松の8ヤードTDランと田中からWR烏山永(中大)へのTDパスが決まり14点点を追加し、49―0で前半を折り返した。

 

 第3クオーターは無得点に終わったが、第4クオーターに田中がこの日自身3本目となるTDパスを藤原裕へ決めた。

 守備陣も好調で、DL藤原航(関大)とLB松本和樹(関学大)のインターセプトリターンTDで加点した。

日本のランオフェンスを支えたRB高松(22)=写真提供・日本アメリカンフットボール協会
日本のランオフェンスを支えたRB高松(22)=写真提供・日本アメリカンフットボール協会

 

 〈米倉輝監督・大学日本代表監督の話〉
 対戦相手がどこであろうと自分たちのフットボールをすることに徹した。戦術をシンプルにしたことで、迷わず力強いプレーができた。前半は自分たちのプレーに集中できていた。しかし、後半は集中力が切れたシーンが多々あったのでメンタル面で課題が残った試合だった。QB田中は世界大会に出場したことがない選手なので、経験を積ませたかった。OLが完璧にプロテクションをしてくれていた中で、失敗したパスの中でも決めなければならないものは多々あったが、全体的に落ち着いてプレーした点は評価できる。
守備は後半、ターンオーバーのチャンスをすべてものにできたことには満足している。次の米国に対して、今のレベルのままでは絶対に勝てない。まず体をリフレッシュし、ベストコンディションにすること。新しい戦術も考えるが、迷うことなくプレーできるように理解度を高めることが重要。選手、コーチ、スタッフが一丸となって戦う。

宍戸 博昭 ししど・ひろあき

名前 :宍戸 博昭 ししど・ひろあき

プロフィール:1982年共同通信社入社。運動記者として、アトランタ五輪、テニスのウィンブルドン選手権、ボクシングなどスポーツ全般を取材。日本大学時代、「甲子園ボウル」にディフェンスバック、キックオフ、パントリターナーとして3度出場し、2度優勝。日本学生選抜選出。NHK―BSでNFL解説を20年以上務めている。

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