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週刊TURNOVER

共同通信社が運営するアメリカンフットボール専門のウェブマガジン。国内外のフットボールを紹介するベテラン記者のコラムや、国内注目試合の見どころやリポートなどを毎週掲載する。監修は共同通信記者で、NFLの解説者でもある宍戸博昭。

チケット購入権、PSLとは(前編)

2014.12.15 10:15
NFLではPSLやシーズンチケットがたくさん売れている(AP=共同)
NFLではPSLやシーズンチケットがたくさん売れている(AP=共同)

 プロチームにとって安定収入となるシーズンチケットの販売。近年ではさらに大きな収益を見込み、豪華な座席やラウンジなどでの飲食サービスがついた「プレミアムシート」、さらには個室からゲームが楽しめる「ラグジュアリーボックス」とサービスは進化、拡大してきた。

 そんな中で1990年代半ばからNFLのチームを中心に導入する動きが目立つようになったのがパーソナル・シート・ライセンス(PSL)である。

 PSLとは、簡単にいえばシーズンチケットの購入権ということだ。NFLは人気のあるチームが多く、中にはシーズンチケットだけでチケットはほぼ完売、そのシーズンチケットの購入希望待ちが何年にもなるチームがあるほどである。

 そこで生み出されたのが、所持していればシーズンチケットを将来にわたって購入できる権利、PSLなのだ。ゴルフ場の会員権に似たものと言えるだろう。

 PSLは80年代に考案されたとされ、93年にパンサーズが導入したのが最初とされている。以後、主にスタジアム建設の一部費用捻出目的などでPSLが急速に広まっていった。

 来年開場予定のバイキングズの新スタジアムでは、PSL販売により、1億ドル(約110億円)の資金調達が見込まれている。

 現在、NFLでは15チームがPSLを導入し、さらにMLBやNBA、NHLなどにも広がるなど、大きな流れとなっているのだ。

記事提供=「NFL Japan BIZ」

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渡辺 史敏 (わたなべ・ふみとし)のプロフィル

1964年生まれ。明治大卒。雑誌編集者を経て1995年に渡米。ニューヨークを拠点にNFLやサッカーなどスポーツ、ITの分野で取材・執筆活動を行う。2014年4月に帰国。フリーランス・ジャーナリスト活動を行う他、NFLの日本窓口、NFLジャパンリエゾンオフィスのPRディレクターに就任。

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