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週刊TURNOVER

共同通信社が運営するアメリカンフットボール専門のウェブマガジン。国内外のフットボールを紹介するベテラン記者のコラムや、国内注目試合の見どころやリポートなどを毎週掲載する。監修は共同通信記者で、NFLの解説者でもある宍戸博昭。

J―WAVEがスーパーボウルを生放送

2015.1.27 18:22
スーパーボウル生放送を担当する(左から)近藤祐司さん、平井理央さん、別所哲也さん=1月21日、J-WAVE東京本社
スーパーボウル生放送を担当する(左から)近藤祐司さん、平井理央さん、別所哲也さん=1月21日、J-WAVE東京本社

 今季のNFL王者を決める第49回スーパーボウルは、日本時間の2月2日朝に、米アリゾナ州グレンデールのフェニックス大スタジアムで、ペイトリオッツとシーホークスの顔合わせで開催される。

 この米国最大のスポーツイベントが、ケイティ・ペリー出演のハーフタイムショーを含めて、J―WAVEのラジオ番組として生放送される。

 現地ナビゲーターはタレントの平井理央さんとスポーツアンカーの近藤祐司さんが務め、東京のスタジオからは、俳優の別所哲也さんらがサポートする。スーパーボウルのラジオでの生放送は、日本では初の試みだ。

 1月21日に六本木のJ―WAVE本社で開かれた記者会見で、番組責任者の松尾健司制作部長は、「東京五輪に向けて、スポーツコンテンツを強化していきたいと考えていた。先進的な取り組みにチャレンジすることに意義がある」と番組への期待を語った。

 この番組を実現するために企画段階から尽力したのが、株式会社電通と株式会社スターコネクションだ。NFLやラジオ局との交渉は同社を中心に進めてきた。

 電通ラジオ業務部の担当者は、今回の番組を企画した理由についてこう語る。「ラジオという媒体はインターネット放送が本格化するなど、変革の時期に入っている。リスナーに新しい価値を提供するために、スーパーボウルというコンテンツにたどり着いた」

 Xリーグ、アサヒビールのシニアディレクターで、選手としては日本代表の主将を務めた経験のあるスターコネクションの佐々木康元さんは、スーパーボウルとラジオの相性の良さについて「スーパーボウルはお祭りのような雰囲気があり、ハーフタイムはライブのように音楽で盛り上がる。ラジオに親和性の高いコンテンツだと考えている」と説明した。

 実況を担当する近藤さんは、長年CS放送でNFL中継に携わっている。当日の放送について「リスナーはテレビと同じように、ラジオにかじりついてはいない。何かをしながら片手間に聞いているはず。フットボールを知らない人たちに向けてルールを細かく説明するのではなく、盛り上がっている雰囲気を楽しんでもらいたい」と話した。

 初の試みとなる今回の生放送では、現地と東京のバランスをどうするか、CMで間延びしてしまうなど、フットボールならではの課題もある。

 この放送が成功すれば、50回の記念大会となる来年のスーパーボウルでは、さらに多くのメディアとコラボレーションするアイデアもあるそうだ。フットボールの活性化につながる、新たな試みを見守りたい。(共同通信社・松元竜太郎)

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