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週刊TURNOVER

共同通信社が運営するアメリカンフットボール専門のウェブマガジン。国内外のフットボールを紹介するベテラン記者のコラムや、国内注目試合の見どころやリポートなどを毎週掲載する。監修は共同通信記者で、NFLの解説者でもある宍戸博昭。

【編集後記】Vol.182 

2017.4.21 12:08
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4月9日、埼玉大で行われた江戸川学園取手―川越東=撮影:seesway
4月9日、埼玉大で行われた江戸川学園取手―川越東=撮影:seesway

 選手の息づかいが聞こえてきそうな臨場感あふれる写真を見ると、どうしても紹介したくなる。

 今回の一枚は、小欄に「seesway」のクレジットで写真を提供してくれている、アマチュアカメラマン「山田さん」の作品だ。

 山田さんはシーズンになると関東地区の大学、高校の試合会場のサイドラインでほぼ毎週撮影する。

 時には遠征もする。例えば関西学生リーグの大一番、関学大―立命大などでも、カメラを担ぎ「ベストポジションはどこだ」とばかりに、フィールドを走り回っている。

 写真は読んで字の如くありのままを映し出す。一枚のスチール写真を見ただけで、その試合のあらましが伝わってくることもある。動画にはない味わいも魅力だ。

 「高校生はトーナメント方式なので、一試合一試合の熱量がそのまま写真に写り込みます。高校生が、試合の中でも成長していく姿に魅せられています」と山田さんは言う。

 選手から「シースさん」と慕われる彼の作品を楽しみにしている高校生はたくさんいる。

 ぬかるむグラウンドでの激闘を切り取ったこの一枚は、埼玉・茨城・千葉の春季高校大会の江戸川学園取手―川越東のワンシーンである。

 「受験の関係で、春のシーズンで終わってしまう3年生も多いので、できる限り最後を見届けたいと思っています」

 雨が降ろうが風が吹こうが関係ない。山田さんの写真には、被写体の一瞬の輝きを見逃すまいとする緊張感と愛情が、ぎっしり詰まっている。(編集長・宍戸博昭)

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