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週刊TURNOVER

共同通信社が運営するアメリカンフットボール専門のウェブマガジン。国内外のフットボールを紹介するベテラン記者のコラムや、国内注目試合の見どころやリポートなどを毎週掲載する。監修は共同通信記者で、NFLの解説者でもある宍戸博昭。

【編集後記】Vol.198

2017.8.25 10:55
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インタビューに答える東大の森清之ヘッドコーチ=8月22日・東京都内のホテル
インタビューに答える東大の森清之ヘッドコーチ=8月22日・東京都内のホテル

 日本代表のヘッドコーチ(HC)経験者が、大学の指導者として学生をどう鍛えチームを変えていくのか。気になるところだ。

 2015年世界選手権の日本代表を率い、今季XリーグのLIXILから東大のHCに転身した森清之さんに、恒例のリーグ戦開幕前の記者発表で話を聞く機会があった。

 京大出身の森さんは、選手とコーチの両方で母校の日本一に貢献した実績がある。指導者としての手腕は折り紙付きで、今回も請われて東大に招聘された。

 「受験での成功体験があるので、頑張るカルチャーがある」。国内最難関校である東大と京大の学生気質を、森さんはこう分析する。

 ただ、身体能力に恵まれた選手が少ないという点も、両校には共通しているという。

 アメリカンフットボールという競技を理解してもらうことから、本格的なチーム作りは始まるのだそうだ。

 「東大や京大の学生は、正解思考が強い。でもスポーツでは前例がないとかではなく、今どうするかが求められる。プリミティブな激しさだったり、体を張ったプレーの必要性を理解できないといけない」

 「戦術は大した話ではない」と言い切る。背景には、京大が勝ったのはいつの時代もフィジカルで相手を圧倒してきたという思いがある。

 関東学生リーグ1部BIG8の東大の今季の目標は、甲子園ボウル出場に直結する1部TOP8へのステップアップである。

 「時代が違うので、京大を教えていた頃にやっていたことを、今のタイミングで採り入れていいかは疑問だが、みんながその気になってくれたら可能性はある」

 リーグ初戦は9月10日。相手は、同郷で「京大ギャングスターズ」の先輩でもある尾崎幹男さんが部長を務める桜美林大である。(編集長・宍戸博昭)

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