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週刊TURNOVER

共同通信社が運営するアメリカンフットボール専門のウェブマガジン。国内外のフットボールを紹介するベテラン記者のコラムや、国内注目試合の見どころやリポートなどを毎週掲載する。監修は共同通信記者で、NFLの解説者でもある宍戸博昭。

いろんな楽しみ方ができるNFL 是非本場のスタジアムへ! 

2017.10.4 15:01 小池絵未 こいけ・えみ
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ジャイアンツとジェッツが共有するスタジアムの食堂。豊富なメニューが特徴=写真提供・小池絵未さん
ジャイアンツとジェッツが共有するスタジアムの食堂。豊富なメニューが特徴=写真提供・小池絵未さん

 こんにちは! 小池絵未です。第二の故郷ニューヨークに戻って来ました。

 シーズンも第4週が終わり、カンザスシティー・チーフスが唯一の4連勝。今シーズンは16勝0敗でレギュラーシーズンを終えるのでは、と言われていた王者ニューイングランド・ペイトリオッツはすでに2敗を喫しています。

 一方で、昨シーズンのスーパーボウルでペイトリオッツに悔しい逆転負けを喫したアトランタ・ファルコンズのディフェンスは強くなっていると、現地の記者達も言っています。

 ニューヨーク・ジャイアンツはまさかの開幕4連敗です。苦戦が予想されたニューヨーク・ジェッツが、既に2勝目というのもニューヨーカー達には驚きの結果のようです。

 シーズンは始まったばかりですが、現地はすごく盛り上がっています。今からプレーオフにどこのチームが進むのかワクワクしますね。

 そんなニューヨークですが、アメリカ人でもなかなか入れない「クラブ」というセレブでカッコいい客席ラウンジがメットライフ・スタジアムにあるのはご存知でしょうか?

 ジャイアンツとジェッツが共有するメットライフ・スタジアムは、実はニューヨークではなくニュージャージー州にあるんです。

 ニューアーク空港の近くのイーストラサフォードという街にあるのですが、マンハッタンからだとポートオーソリティーというバスターミナルから電車かバスで約30分から40分で到着します。

 ジャイアンツの練習場と球団事務所は、スタジアムの真横に建っているのでこの近くに住んでいる選手が多いんです。

 ジェッツの練習場と球団事務所は、ニュージャージー州のフローレムパークというマンハッタンから車で1時間以上運転した田舎街にあります。

 二つのチームが共有するスタジアムは、8万2500人を収容することができます。

 その中にはスイート席の他に「クラブ」という豪華なラウンジのようなスペースに「EYコーチクラブ」「メットライフ50クラブ」「メゼニンレベルクラブ」の三つのクラブがあります。この年間シートは、一番安くて20万円するんです。

 このコーチクラブは、入場の時にリストバンドをもらって中に入るのですが、食べ放題の豪華ビュッフェスタイルなんです。

 食べ物の種類はものすごくて、お肉、バーガー、イタリアン、シーフード、お寿司、ブランチ、フラットブレッド、デザート、ポップコーン、アイスクリーム、そしてバーに分かれているんです。

 冷たいシュリンプカクテルが置いてあるところには、氷の彫刻でジェッツのロゴが入った氷のオブジェのようなものがあり、とても豪華です。

 食べられないものはないくらいに種類豊富なビュッフェなんです。しかも室内なので暖かいですし、試合が見たくなったら外のフィールド上にある「デック」というお庭のようになっているところに出てフィールド上で試合が見られるんです。

 このデックは、選手が入退場する通路の真横にあり、ベンチの5ヤード後ろにあるので、一番選手に近い席です。

 その他にもオプションがあり、外の普通の席にこのコーチクラブのアクセスがついているチケットも販売しています。

 ファンは、お腹が空いたら中に食べに行って、テレビで観戦したり、外で試合を見たくなったら自分の席も戻って観戦するというように行ったり来たり自由に楽しめます。

 そして、地元ニューヨークのESPNラジオステーションもこのラウンジ内にあるので、目の前で有名解説者の生のラジオが聞けるようになっているんです。

 試合前にはチアリーダーと写真を撮ることもできるんです。

 本当にフットボールファンにとって夢のようなラウンジなんです。こんな豪華で優雅なラウンジは、なかなか日本にはないかもしれません。

 私がお薦めしたいのは、ゴールポスト真裏の席です。値段も他の50ヤードが正面に見える席より安めですし、格安チケットのサイトなどで探せます。

 この席だと、選手の細かい動きが見えたりするので、違った楽しみ方ができるのです。

 そして、レッドゾーンでのプレーやタッチダウンのプレーが目の前で見ることができたり、チアリーダーのエンドゾーンでのパフォーマンスが目の前だったり、ラッキーな時は選手がリープしてくるかもしれませんよ。

 機会があれば、是非本場アメリカのスタジアムで観戦してください。試合だけでなく、いろいろな楽しみ方ができるのは、アメリカならではと言えるでしょう。

 皆さん、次回のリポートをお楽しみに!

フィールドレベルに降りると選手を間近に見ることができる=写真提供・小池絵未さん
フィールドレベルに降りると選手を間近に見ることができる=写真提供・小池絵未さん

第4週の試合で、地元ジェッツはジャガーズと対戦=写真提供・小池絵未さん
第4週の試合で、地元ジェッツはジャガーズと対戦=写真提供・小池絵未さん
小池絵未 こいけ・えみ

名前 :小池絵未 こいけ・えみ

プロフィール:元NFLニューヨーク・ジェッツのチアリーダー。現在はスポーツ番組のリポーターとして活動している。NFL、NBA、NHLの米国プロスポーツリーグでチアリーダーに選出されたのは、日本人では初めて。ニューヨーク在住で、日本テレビの「NFL倶楽部」の現地リポーターを務めている。スポーツリポーター として、NFLだけでなくNBA、MLBの取材にも携わっている。日本では、外務省国際機関センターのアンバサダーとしても活動中。東京都出身。

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