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PR特別企画 撮って、より早く伝えて、残すこと 後編 報道写真とともに進化する記録メディア

 前編では一般社団法人共同通信社の報道カメラマン・佐藤優樹さんの水泳競技の撮影現場について迫った本稿。後編ではウエスタンデジタル社で記録メディアの「サンディスク」ブランドのマーケティングを担当する清水絵真さんを交え、佐藤さんが報道カメラマンを目指した経緯や思い出深い撮影、さらには入社時からの記録メディアの進化についても語ってもらった。

報道カメラマンへの道 きっかけはラグビー

報道カメラマン・佐藤優樹さん

 佐藤さん「僕は高校・大学とラグビーをやっていて、大学の部活では自分が出ていない試合の写真を撮る『写真係』という役目があったんです。母校では卒業する先輩選手ごとにアルバムを作って渡すというのが伝統で、僕はその写真係になりました。撮っていくうちに、写真って面白いなと感じるようになったんです。それで、就職活動をする中で『写真を撮れる職業につきたい』と考えるようになりました。いろいろなジャンルが撮れる職業はないかと調べていくと、報道カメラマンにたどり着いたんです」

 過酷な現場で撮影をする報道カメラマンだが、佐藤さんはニュースの最前線にいるからこその感動も味わえるという。

 佐藤さん「2005年に共同通信社に入社してからここにいて良かったなと特に感じたのは、2019年のラグビーW杯の時ですね。アイルランド戦で日本がスクラムを組んでペナルティーを取った際、具智元選手がガッツポーズをして喜んだシーンがあったんですけど、撮影していて泣きそうになりました。もともとラグビーをやっていたこともあり、日本が世界と互角にわたりあう場面に立ち会えたことは、非常に良かったですね」

劇的な進化を遂げた記録メディア

 佐藤さんが入社した2005年は、ちょうどデジタルカメラが一気に普及し始めたタイミングにあたる。彼は当時の撮影環境が、今と比べると非常にストレスフルだったと振り返る。

 佐藤さん「連続撮影は、その頃のカメラは秒間5コマ撮れるくらい。10年以上前はカードの書込み速度が遅かったので、最初は連写できますがだんだんとシャッターが切れなくなることもありましたね。連写が必要になるのは、押さえておきたい重要なシーンなので苦労しました……」

 当時の記録メディアは現在のものに比べて、どのくらい性能が違ったのだろうか。清水さんに佐藤さんの入社当時のサンディスク製品について尋ねると、驚きの進化を遂げてきたことがわかった。

ウエスタンデジタル・清水絵真さん

 清水さん「サンディスクの製品でいうと、佐藤さんが入社した2005年ごろは、8GBのコンパクトフラッシュが最上位モデル。プロの方だとおそらくこの8GBか、その下のモデルの2GBや4GBのコンパクトフラッシュなどを使っていたと思います。当時の8GBのコンパクトフラッシュの書込み速度は20MB/秒、2GBのものは15MB/秒でした。対して現在の512GBのCFexpressカードの速度は1400MB/秒なので、以前に比べると書込み速度のスピードが約70〜100倍に上がりました。もちろん速くなったといっても、対応しているカメラが少なければ意味がありません。カメラメーカーとコミュニケーションを取りながら互換性を高める努力もしています」

2005年ごろのサンディスクのカード

過去にサンディスクが開発製造・販売してきたメモリーカード。現行製品は書込み速度もデータ容量も、より進化を遂げている。

サンディスクが報道現場で愛される理由

撮影用の記録メディア同様、外付けドライブのデータ転送速度も格段に上がり、そして小さくなった。佐藤さんは報道現場においてもサンディスクのポータブルSSDが重宝すると話す。

佐藤さん

 佐藤さん「外付けドライブの読出し速度も、この数年でありえないくらい速くなりましたね。画像のフォーマットにもよりますが、今はJPEGだと3000枚撮影しても数分で写真を取り込めます。報道の現場でもポータブルSSDを使う人が多いですよ。特にサンディスクさんのポータブルSSDをよく見かけます。出張に行くと、どうしても外付けドライブは必要になってきます。持っていく機材が大きいので、特に海外に行くときはなるべく荷物をコンパクトにしたい。そういうときにポータブルSSDは小さくて軽いし、ハードディスクに比べて丈夫な印象もありますね」

 報道カメラマンが便利と感じるにはワケがある。実はサンディスクのポータブルSSDは「屋外での使用にも充分耐えうる製品パフォーマンス」というコンセプトで開発されているブランドだ。一般的にSSDはハードディスクのような内部のメカ的な可動部分がなく持ち運びに向いている、と言われているが、サンディスクのポータブルSSDは、カメラマンが常に取材で移動を行うことを想定し、落下や振動に高い耐久性をもたせた設計にしている。

清水さん

 清水さん「サンディスクは、デスクやオフィスで使うようなビジネスユースというよりは、カメラマンなど屋外取材をする方々に向けて、耐久性を備えているブランドです。様々な環境下で安心してお使いいただけるよう、最大2メートルの高さからの落下保護に加えて、IECの保護規格(IP55)性能が保証されている防塵・防滴仕様。雨風はもちろん、それこそ佐藤さんの現場であるようなプールサイドの水しぶきなどにも耐えられます。海辺などの砂埃のあるシチュエーションでも使えるので、報道のみなさまにとって問題のないつくりになっています。ちなみに、世界中で使用されているサンディスクを含むウエスタンデジタル社のフラッシュメモリーの心臓部にあたるシリコンウエハーは、日本国内の自社工場で製造されています」

 サンディスクが現場で愛されているワケは、まだまだある。

サンディスク「エクストリーム プロ」シリーズ

サンディスク「エクストリーム プロ」シリーズの現行製品CFexpressカードリーダー(左上)、CFexpress Type B カード(左下)、ポータブルSSD(右)

 清水さん「耐久性と信頼性には自信をもっておりますので、長く安心して使っていただけるよう、『エクストリーム』、『エクストリームプロ』シリーズのメモリーカードは無期限保証、SSDも上位機種は5年保証とさせていたただいています。もちろん、使い方によっては100%不具合が発生しないと断言できないのですが、少しでも不測の事態に対応出来るよう、『エクストリーム プロ』SDカードとポータブルSSDには、データ復旧ソフトも付属しています」

大切な瞬間を後世に伝えるために

大切な瞬間を後世に伝えるために

 清水さん「報道現場ではスポーツだと感動の一瞬が、事故や災害、事件だと歴史的に後世に伝えなければならない瞬間があると思います。だからこそ、私たちは今後もカメラに合わせて確実にその瞬間を捉え、一生残していける記録メディアをつくっていかなくてはなりません。また、佐藤さんをはじめとした報道カメラマンは、日本だけではなく海外に行かれる機会も多いと思います。サンディスクの製品は本社があるアメリカはもちろん、中国や南米、ヨーロッパなど世界中で入手できます。『現場で何かがあっても必ず同じものがその場で買え、大切な記録を安定して後世に伝えていける』そんな環境づくりを今後も続けていきたいです」

 佐藤さんが入社した約15年前に比べカメラ性能が格段に向上し、以前より事細かに状況が伝わる写真が撮れるようになった報道カメラマン。その影では、いつも記録メディアの成長が歩みを揃えていた。次なる瞬間を正確に早く後世に伝えるため、カメラと記録メディアの進化は続いていく。

(執筆・撮影:杉野正和)

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