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<労働時間・休暇部門 グッドプラクティス>IT導入で業務効率化

みつえ

みつえ(奈良県御杖村)

  • 【事業内容】道の駅、温泉施設、キャンプ場、宿泊施設運営
  • 【設立年】2019年
  • 【代表者】安木周作社長
  • 【従業員数】48人
  • 【担当専門家】社会保険労務士・岩井秀之氏

安木周作社長

みつえは、夏にはホタルが乱舞し、冬には霧氷が美しい奈良県御杖(みつえ)村で、道の駅「伊勢本街道 御杖」などを展開する。道の駅内には温泉施設「姫石の湯」や、採れたて野菜、加工品が並ぶ農産物直売所があり、宿泊施設「三季館」や、三峰山(みうねやま)の麓で「みつえ青少年旅行村」というキャンプ場も運営している。

もともと、みつえは御杖村が公社として経営していたが、今年4月に株式会社化した。岡山県出身で、請われて社長に就いた安木周作氏は「長年、公社だったこともあり、従業員に仕事への主体的な取り組みが足りないという職場風土になっていた」と振り返る。

安木社長は「顧客満足度を高めるためにはまず、従業員満足度を高めることだ」という考え方から、株式会社化への移行に伴い、奈良働き方改革推進支援センターに支援を依頼し、社会保険労務士の岩井秀之氏のアドバイスを得ながら、会社組織の基盤である就業規則などを全面的に見直した。

部門長会議で話し合う社員ら=5月

労務管理面では、各施設で勤務する従業員がこれまで、紙のタイムカードを押していた。

しかし、岩井氏からの助言を受け、IT活用を決意し、政府の助成金を活用しながら、クラウド型の勤怠管理システムを導入した。

その結果、道の駅、キャンプ場、本部事務所といった村内の離れた場所にある施設で働く、従業員の給与管理の負担が軽減され、大幅な業務の効率化につながった。

岩井秀之氏

担当専門家・社会保険労務士、岩井秀之氏の話

商工会経由で相談を受けたのがきっかけで担当することとなった。2019年度から2020年度にかけて継続して担当専門家として話を聞いていたので、課題や改善点の把握が容易となり支援がやりやすかった。就業規則の整備、クラウド型の勤怠システムの導入、助成金の活用などワンストップで支援することができた。安木社長と担当部長の前向きな取り組みもあり、事業を円滑に進めることができた。本件のようなIT導入による業務効率化や生産性向上のチャレンジが他の中小企業にも拡がることを期待したい。