メニュー 閉じる メニュー

<同一労働同一賃金部門 グッドプラクティス>安心して働く職場を

アスティ

アスティ(広島市)

  • 【事業内容】衣料品・服飾雑貨の製造・卸売業
  • 【設立年】1950年
  • 【代表者】矢口靖司社長
  • 【従業員数】145人
  • 【担当専門家】社会保険労務士・押谷美憲氏

矢口靖司社長

アスティ(広島市)は、アパレル・バッグの企画・生産の「アパレルメーカー事業」のほか、アパレルを中心とした卸売りといった「ホールセール事業」などを展開する。従業員145人のうち正社員は78人で、契約・臨時社員など非正規雇用労働者は67人で構成。

矢口靖司社長は「来年4月の『同一労働同一賃金』制度適用を控え、短時間労働者・有期雇用労働者と正社員との不合理な待遇差がないかどうかの確認作業を強化したかった」と話す。

広島働き方改革推進支援センターに相談し、社会保険労務士・押谷美憲氏の支援を受けた。

押谷氏の助言を得ながらアスティは、手当、賞与、福利厚生、基本給、その他の待遇面で、正社員と短時間・有期雇用労働者とで、違いがあるのか、違いがあるとすれば、その理由はなにかを徹底的に洗い出した。

企画ミーティングを行う若手社員=6月、東京都品川区のアスティ東京本社

検証の結果、両立支援制度である「子の看護休暇」のうち法律を上回る部分で、対応すべき箇所が見つかった。その点について、不合理な待遇差を解消するため、就業規則の改正に着手した。

矢口社長は今回の取り組みについて「法律に沿った対応のための準備をすることができた」とした上で「従業員が安心して働くことができる職場を目指し、今後も不合理な待遇差が生じないような労務管理を行っていきたい」と強調した。

押谷美憲氏

担当専門家・社会保険労務士、押谷美憲氏の話

「同一労働同一賃金」に向けた手順や法律が定める考え方について実務では難しく感じられることもある。分かりやすく、個別具体的にアドバイスを行うことに留意して実施した。厚生労働省ホームページからは実用性のあるリーフレットやツール類が提供されており、その中からマッチするものを選定し法に沿った手順で分かりやすく支援できた。改正法対応と納得性を高める労働環境の整備が進んだと感じている。