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Panasonic BUSINESS PR特別企画「可視化」による意識改革で働き方が見えてくる パナソニックの働き方改革支援ソフト Let's NOTE

 今年1月、モバイルPCの「レッツノート」の新製品提供とともに、「働き方改革支援」をテーマにした4つのサービスを発表したパナソニック。特徴的なのは、パソコンの使用時間と利用アプリを視覚に訴える「可視化サービス」と、従業員の健康管理を目的とした「ストレスチェックサービス」だ。パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社 モバイルソリューションズ事業部 営業企画部 部長の西谷裕之氏に、働き方改革の課題に対し、これらのサービスをどのように役立ててほしいかなどを聞いた。

生産性向上の一番の鍵は?

 企業にとって、「働き方改革」の第一の目的は、生産性を上げることです。そのために、労働時間を制限して効率性を高めようとしても、限界があります。従業員一人ひとりの意識が変わらない限り、働き方も変えられません。では、どうやって、意識を変えるか。私は、ダイエットを例に挙げてよくお話をしています。体重を毎日量ることによって、変わろうという意識が生まれて、カロリー摂取量を下げたり、運動したりというアクションにつながる。仕事も同じだと思っています。自分が一体、どういう働き方をしているのか、どこに無駄があるのかを見つめ直すことが第一歩です。

 パソコンの使用時間と利用したアプリを可視化する「可視化サービス」の提供を2月から始めました。他社のパソコンでも利用できるサービスです。既に社内では、昨年の7月からトライアル導入しています。可視化された情報を上司と共有し、コミュニケーションを取ることで、業務への取り組み方や優先順位のつけ方を見直し、より短時間で質の良いアウトプットにつなげたいと考えています。可視化された情報をもとに、従業員が「自分の仕事をどうやって前に進めるべきなのか」「どうやったら短時間でのアウトプットが可能なのか」といったことを、上司に対して自分から相談していけるような環境を作っていきたいですね。トライアル導入で、チーム全体の仕事の生産性が改善したという声も上がっています。

 まじめで愚直な日本人の民族性というか、例えば、ノートパソコンを1人に1台持たせると、自らの意志で休みの日にも業務をしてしまう。それは、自分の不安を取り除くためにやっている場合が多いですよね。これは、時間外労働なのか、サービス残業なのか…。こういうグレーな部分がたくさん発生しています。裁量労働制が問題になっていますが、やらされすぎる場合もあるし、自分でやりすぎてしまうという場合もあります。可視化サービスを使って働き方を見守り、過重労働に早く気づき対策を取る。そんなセーフティネットとしての使い方もしていただけるのではないかと思います。

業務内容を直感的に把握できる

 「可視化サービス」の開発に当たっては使いやすさ、分かりやすさにこだわりました。グラフで、時系列でアプリの使われ方を時系列で色別に示したり、1週間のアプリの使用状況の推移をパッと見で分かるようにグラフで示すなど、“分析”しなくても見た感じで自分の働き方のポイントが分かる、という点にこだわりました。

 しかし、ただ作業状況の見える化だけをしてもダメだと思っています。まず、「パソコンを使った仕事をしている」定義は、何らかのアプリケーションがアクティブになっていて、かつ、キーボード入力、マウス操作が行われている状態です。そして、例えばこんな仕事を部下に頼んだとします。「市場調査してデータをまとめ、我が社が取るべき方向を分析をして、2週間以内にまとめる」。この場合、理想的には、最初の週にネットを使って市場調査や情報収集、エクセルを使った集計などを行います。他社の情報も集めて比較します。報告レポートを作成するためには、パワーポイントを使います。ウェブを使っている時間が前半で、エクセルが出てきて、パワーポイントでまとめるという働き方が、上司が求める優先順位のつけ方だとしましょう。ところが、頼んだ相手が納期を守れなかった。可視化サービスを見てみたら、最初にウェブでの情報収集をせず、よく調べない状態で、エクセルに適当にデータなどを張り付けて資料を作っている。しかも納期直前は残業しまくっていることなどが浮かび上がってきました。こんなイメージです。

 具体的な状況が浮かび上がれば、上司もアドバイスしやすくなるでしょう。日々、上司と部下で頻繁に業務メールのやり取りはしていても、課題に対して話し合うということは、意外とされていないものです。スカイプを使えば、15分ミーティングだってどこにいてもできます。ただ、なかなかこういうマネジメントを今まで実践していないので、どうやって15分ミーティングを習慣化していくかが課題だと思います。

メンタル面もサポート

「ストレスチェックのデモンストレーション
(実際のサービス画面とは異なります)」

 8月からは、社員の「ストレスチェックサービス」の提供も予定しています。パナソニックのモバイルPC「レッツノート」のみで利用できるサービスです。これはパソコンのカメラがとらえた顔画像から、脈拍を計測して脈拍の変動からストレスレベルを推定するものです。分かりやすく言うと、心が健康な人は、喜怒哀楽が豊かですから、脈拍というのは常に変動しています。ところが、心が折れて物事への感動が薄くなっている状態の人は、脈拍が固定化してくるそうです。そういう脈拍波のピークとピークの間の時間をコンピューターが計測し、確からしさが高まった時点で、ストレスレベルが推定される仕組みになっています。

 自分で自分のストレスに気づかなければ、セルフコントロールもできません。また、ストレスに気づいても、その人の性格によっては、ため込んでどんどん危険な状態に陥ってしまう人もいます。上司は部下の健康状態を見守る義務があり、国が示しているストレスチェック制度のガイドラインでは、本人の同意が得られれば、その人の今のストレス状態を上司に伝えてもいいとされています。アプリケーションもこれに対応し、推定でストレス度が高く、本人が上司に伝えることをOKした場合には、パソコンを通じて上司に伝達される機能を提供する予定です。テレワークが広がると、「最近調子はどうだ?」「顔色が良くないんじゃないか?」などと顔を合わせて聞くことがなかなかできなくなります。スカイプの会議では、相手の顔色もよく分かりません。そういったことから、ストレスデータの共有が必要になってくるのではないかと考えています。

テレワークや非正規雇用労働環境整備にも

 さまざまな事情から、非正規雇用で働く人もいます。例えば、介護や育児に費やす時間と、仕事をしている時間が細切れになっている人もいます。だったら、労務管理も細切れで見ていけばよいのです。もちろん、パソコンを使っている仕事に限定されてしまいますが、可視化サービスの利用によって、働いた時間を適正に把握することができると思います。

 また、働き手側に、在宅勤務に対して「さぼっていると思われる」という意識が多くあるようなのです。これに対しても、パソコンを使った在宅でのテレワークに可視化サービスを使えば、上司は、どのアプリケーション使ってどれだけ仕事をし、どんなアウトプットを出してきたのかが確認でき、適正に労務管理ができるはずです。働き手側の在宅勤務への心理的ハザードを取り除く効果もあるのではないでしょうか。

 いろいろなスタイルのテレワークという働き方が、今後日本で広まっていくと予想されますので、それに対応した新しいマネジメントの方法が求められてくると思います。そのための支援ツールとしても、可視化サービスが広がっていってほしいと思っています。お客様にサービスを導入していただいたら終わりではなくて、パナソニックでの1on1(ワンオンワン)コミュニケーションを使ったマネジメントスタイルの事例を紹介し、実践に結び付けていただくようにしていきたいですね。

提供:パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社