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PR特別企画 子どもたちの未来に貢献「最先端技術で安心につなげる」Allied Telesis

 先生が黒板にチョークで数式を書き込む。生徒たちは、黙々とノートに書き写す―そんな教室の風景が大きく変わり始めている。ビジネスシーンではさかんに使われる、「情報通信技術(ICT)」の活用が、学校に浸透しつつあるからだ。実際、政府は、校内に無線LANを積極的に導入させ、iPadなどのタブレット端末を利用した生徒が「自ら調べ、まとめ、発表する」といった主体的な学びを促すことを目指している。それを陰で支えているのが、最先端のネットワーク技術を提供するアライドテレシス株式会社だ。「子どもたちの未来に貢献したい」と意気込む、同社のネットワーク技術を採用した、札幌市内にある札幌龍谷学園高等学校の活用事例を紹介するとともに、アライドテレシスGlobal Product Marketing部・松口幸弘部長(41)に、教育現場の導入状況と今後の取り組みを聞いた。

教師たちが驚いた

教師たちが驚いた

 今年2月下旬、札幌龍谷学園高等学校の体育館には1年生、約290人が集まった。生徒たちの前に立った、同級生の女子生徒がタブレット端末を操作し、「ダンスと黒人の歴史」をテーマにしたスライドを示しながら、プレゼンテーションをしていた。
 これは同校が取り組んでいる「探究活動」の一環。入学直後に、生徒一人一人が自分の興味のあるテーマを設定する。その内容についてタブレット端末を活用しながら、調べ、プレゼン資料を作成し、1年後にみんなの前で発表するという授業だ。
 教師たちは、タブレット端末を活用した授業を通し、生徒たちのある変化を感じたという。「今までの教育では授業で知識を学び、定期試験で再現することが中心でしたが、タブレット端末を持つことで、授業・行事・部活動でも、生徒たちの主体性や表現力の豊かさに気づかされることが多く、教師陣も驚いています」と、横尾圭二情報教育部長は高く評価している。

3学年が一斉につながる

3学年が一斉につながる

 (アライドテレシス松口氏) 札幌龍谷学園高等学校様では、2018年4月からアライドテレシスの製品を採用いただいています。採用に当たっては「3学年が一斉にネットワークにつないでも安定的な稼働ができる」ということが最重要視されていました。
 無線ですので、当然、目には見えません。ケーブルを接続するだけで通信ができる有線に比べ、無線の場合はアクセスポイントという無線のデータ通信を仲介する機械が必要となります。そして、アクセスポイントを校内に設置する際には、校内の電波環境だけではなく、学校周辺の外来波も考慮しなければいけません。管理者の方には、日々変化する環境を分析して機器設定を都度、最適化する技術スキルが求められるため、有線から無線に移行するにあたって、必然的に技術的なハードルが高くなります。

 無線LANの導入を促進するためには、そういった高度な技術スキルを必要としない導入・設置・メンテナンス手法が必要と考え、弊社は、学校のようにネットワーク管理者の方がいない場合でも、アクセスポイント自身が日々、自己メンテナンスをする「AWC」(Autonomous Wave Control) という自律型の無線LANの技術を開発し、それを札幌龍谷学園高等学校様に採用いただいています。

「タブレット端末がない学校生活は考えられない」

「タブレット端末がない学校生活は考えられない」

 ここで、もう一度、札幌龍谷学園高等学校に戻る。地理・歴史を担当する寺西直貴先生、国語科を担当する寺下香奈先生からいただいた声だ。
 「図などの解説がしやすく、言葉だけではなく視覚化する効果は絶大です。ペーパーレス化、授業への参加意欲の向上を実感しています。生徒同士の交流が活発になり、双方向性のある授業の展開が可能で、理解がより深まっています。教育のICT化で教師も生徒も学び方の選択肢が増えて生徒が主体的に選択するという姿勢が身につきつつあります。黒板にタブレット端末の画面を投影し、重要箇所を穴埋め問題にして取り組むことに時間をかけずに行え、教科書とノートの重要箇所はどこなのか要約する時間を作り出せることが教育ICT化の最大のメリットだと感じています」と率直な感想を述べた。
 一方、1年生の上條未羽さんは「小中学校では授業中、先生が説明する中で分からない言葉があってもすぐに調べることができなかったため、授業の内容を理解するまでに時間がかかるときがありました。この学校に来て、タブレット端末を持つことですぐに調べることができ、また、友達の考えを瞬時に知ることができるため、知識量が増えている実感があります。タブレット端末がない学校生活は考えられません」と話し、いつでもどこでもつながる無線LANの環境下で学ぶことがいかにメリットのあることかを強調する。

データの流れを常時監視

データの流れを常時監視

 (アライドテレシス松口氏) 学校での無線LANの構築の現状についてお話をします。学校の方針や、その学校にネットワークの管理を専任で出来る先生がいるか、いないかなどが、無線なのか、有線なのか、大きく採用に影響していて、私立の学校の多くは、無線を取り入れていてICTがかなり進んでいます。
 弊社がお付き合いをさせていただいている学校様でICT教育のために無線をご利用になりたいとのご相談を頂いた際、ネットワークの管理を専任でできる先生がいないような場合もありますが、そういった場合、先ほどのAWCという技術が喜ばれています。
 また、有線を導入する場合でも、AWCと同じような、自律的に一元管理する機能もあります。機器が故障した場合、予備の機器に交換するだけで自動復旧するので、ネットワークを管理する先生や保守業者が駆けつけて再設定するという作業も不要です。
 この機能は、AMFという弊社独自の技術で、このような技術を組み合わせてご利用いただけるとネットワークの管理が楽になる、というようなメリットが享受できます。
 つまり、ネットワークを管理する先生がいない学校でも、先生が技術担当になれるということです。常にネットワークの安定性を維持でき、そして、万が一、故障が発生した場合でも、現場にいる先生の方々で復旧させることができます。安定したネットワークを提供できるようにと、弊社ではここまでネットワーク運用の自動化から自律化へと開発を進めてきていますので、お客さまにも安心して使っていただける製品となっています。
 ただ、学校現場ではいくつか注意しなければいけないところがあります。セキュリティー面においても注意する必要があり、ネットワーク全体でセキュリティーをかける手法も推奨しています。例えば先生方や生徒さんがメモにパスワードを書いたとします。万が一そのパスワードが流出し、ネットワークに不正アクセスされた場合でも、弊社の技術で、データの流れをふるまい検知(セキュリティー検知)で判断ができるようになっています。ふるまい検知はデータの流れを常に監視しながら実施し、ある一定のパターンから外れた通信が発生すると、そこでアラートを出し、不正アクセスされている端末を特定するというセキュリティー機能です。

IoT機器をいかに簡単に接続できるか

IoT機器をいかに簡単に接続できるか

 教育現場でICTが進む中、我々はネットワーク機器の会社ですが、端末側のメーカーとの連携をいかにしていくか、ということが非常に大切になってきました。ネットワークの設定を自律化したり、自動化したりというサービス提供とともに、例えば学校で防犯のためのIPカメラを設置するなど、授業以外のシーンで校内のネットワーク構築に取り組んでいます。
 例えば、生徒の入退出の管理システムです。生徒が使うタブレット端末以外にも、先生と教育委員会、学校設備そのもののスマート化というのも進んできており、いかに簡単にネットワークに接続できるかどうかが重要です。
 弊社としては、自社製品だけを使ったネットワークではなく、そういったIoT(インターネット・オブ・シングス)機器をいかに簡単に接続してもらえるかと柔軟な考えを常にもっています。 今は防犯カメラもIP化されネットワークに接続できるようになっています。ですので、映像が常にとぎれない、常に監視ができているということも教育現場を支援するための鍵になってきます。

ICT格差をなくしたい

ICT格差をなくしたい

 私には、私立高校に通学する娘がいます。授業参観などでその様子を見ることがあるのですが、我々の時代より進んでいることを実感します。何かを発表する場合、教室内に大型スクリーンが出てきて、生徒たちがプレゼンをしています。
 ただ、私立と公立の学校では、ICT活用に随分と差があるということを、自分の仕事を通じて感じています。導入できる、できないの背景には、予算(お金)が確保できるかどうかという点があります。
 私立、公立の区別なく、教育現場というところでICTの格差をなるべくなくしたい、そんな思いを強く持っています。そのためにも、教育機関のお客さま向けにお求めやすい価格に設定した、アカデミック製品を用意しています。
 もちろん、価格面だけではなく、画期的な機能面についても強調したいと思います。
 先ほども説明しましたように、システムトラブルが発生した場合でも、高い技術スキルを要することなく、ネットワークの自動構築や、自動復旧などを実現できる独自のソリューションを私たちは持っていますので、学校現場での運用がしやすいというメリットがあります。子どもたちの未来のためにも、導入しやすい価格とともに、運用しやすいサービスを幅広く提供し、教育現場におけるICT活用のハードルをどんどん下げていきたい。その結果、導入する学校が増え、どの子どもたちも、ICTを活用した教育を受けることができ、最終的には、ICT格差がなくなることにつながれば、と強く願っています。
 そのためにも、まだまだ、頑張らねばならないと思います。先ほどのICTといえば、生徒がタブレット端末を見ているというイメージが強いのですが、我々としては、学校の設備そのもののネットワークを広げたい。IoT技術を活用した、効率的に運用できる建物を指す「スマートビルディング」や、「スマート工場」といった言葉が最近、使われていますが、学習面のみならず防犯面を含め、安心・安全な「スマート学校」づくりに、我々の技術を提供し、貢献していきたい、と考えています。

(2019年3月取材)

無線LANの心配事、解消しませんか?
アライドテレシスの無線LANソリューション → https://www.allied-telesis.co.jp/solution/wireless/index.html

松口 幸弘

松口 幸弘(マツグチ ユキヒロ)

2018年 アライドテレシス株式会社 マーケティング統括本部 Global Product Marketing部 部長
2017年 アライドテレシス株式会社 マーケティング統括本部 Global Product Marketing部 部長代理
2005年 アライドテレシス株式会社 製品開発本部 STRE部 課長
2000年 アライドテレシス株式会社 製品開発本部 STRE部
2000年 アライドテレシス株式会社入社

アライドテレシス株式会社

アライドテレシス株式会社

アライドテレシス株式会社は、「ネットワークプロダクト」「ソリューション」「サポートサービス」事業を展開しています。ダイナミックに変化するマーケットの多様なニーズに、柔軟かつ迅速に応えられるよう、マーケティング、研究・開発、製造、販売、サポートサービス活動に取り組んでいます。

ネットワーク黎明期である1987年の3月に創業し、2017年に創業30周年を迎えました。
ネットワーク機器の研究開発を原点にスタートした事業は現在はネットワークの設計から、構築、保守、運用、セキュリティーマネージメントに至るまで、その活動範囲を広げています。