早大と東電、脱炭素で連携 共同研究やCO2排出削減

脱炭素分野での包括連携協定を締結した早稲田大の田中愛治総長(右)と東京電力ホールディングスの小早川智明社長=13日午後、東京都新宿区
脱炭素分野での包括連携協定を締結した早稲田大の田中愛治総長(右)と東京電力ホールディングスの小早川智明社長=13日午後、東京都新宿区
2022年12月13日
共同通信共同通信

 早稲田大と東京電力ホールディングスは13日、脱炭素分野での包括連携協定を締結したと発表した。二酸化炭素(CO2)の排出削減に向け、共同研究や人材交流を進め、早大のキャンパスの脱炭素化を推進する。両社の連携による成果は他の大学や地域にも横展開し、次世代のまちづくりの実現を目指す。

 東京都内で記者会見した早大の田中愛治総長は「東京電力と早稲田の総合知を組み合わせることで、新しい社会価値が共創できる」と強調した。東電と連携し、省エネルギーや電力の需要予測などの技術を研究するほか、キャンパスで使う電気を再生可能エネルギー由来にするなどの脱炭素化を進める。

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