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それは絶頂と崩落だった 平成経済30年史 次代の教訓 写真特集(1)

就職氷河期と呼ばれた1994(平成6)年当時の就職面接会=東京都文京区の東京ドーム
就職氷河期と呼ばれた1994(平成6)年当時の就職面接会=東京都文京区の東京ドーム

【写真特集】

 「ちまい」。一瞬、聞き違えたかと思った。わずか3語であの時代の金融界経営者たちの〝肝っ玉〟の規模をそうまとめたのが、まさに当時「渦中の人」だったからだ。平成の金融危機、その代表ケースとして挙げられる20余年前の日本債券信用銀行破綻、最後の頭取だった東郷重興氏が4月に「平成とは何だったのか」というテーマで会見した。

 日本銀行で国際畑を歩んでいたが、多額の不良債権処理の対応のため同行トップの窪田弘氏(故人、大蔵OB)に請われて日債銀入り。窪田氏と経営再建に力を尽くして1997年に頭取となったが翌年、国有化が決定した。[続きを読む]