×
メニュー 閉じる メニュー

苦境からはい上がってきた桃田選手、今回も 原発事故、違法賭博問題…乗り越えた先に数々の偉業

昨夏のバドミントン世界選手権男子シングルスで2連覇を達成し、ユニホームの日の丸を指さす桃田賢斗選手=2019年8月、スイス・バーゼル(共同)
昨夏のバドミントン世界選手権男子シングルスで2連覇を達成し、ユニホームの日の丸を指さす桃田賢斗選手=2019年8月、スイス・バーゼル(共同)

 遠征先のマレーシアで交通事故に巻き込まれたバドミントン男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗選手(25)=NTT東日本=が15日夕、日本に帰国した。東京五輪を今夏に控えた中での災禍に、そのショックは計り知れない。

 「この先どうなるか分からなくて4年後なんか全く見えない」

 この言葉は2016年4月、同僚との違法賭博問題を受けて開かれた記者会見で桃田選手が発した言葉だ。無期限の試合出場停止処分を受け、リオデジャネイロ五輪の出場もなくなった。 それでも、翌年に処分が解かれて以降はトップ選手としての地位を徐々に取り戻し、18年には世界選手権で初優勝。

 桃田選手は様々な苦境からはい上がり、第一人者として数々の〝初〟が付く偉業を達成してきた。その足跡を振り返りつつ、東京五輪本番で、これまでどおりのすばらしいパフォーマンスを見せてくれることを祈りたい。(構成、共同通信=松森好巨)[続きを読む]