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政治

コロナ「避難行動に影響」73% NPO災害調査で経験者が回答

2020.5.19 14:57 共同通信

 新型コロナウイルスの感染拡大は、災害時の避難行動に影響するかどうか―。NPO法人環境防災総合政策研究機構の環境・防災研究所(東京)が、避難経験のある15都道府県の住民にインターネットで尋ねたところ、73%が「影響する」と回答したことが19日、分かった。

 4月10~24日にかけて、5261人から回答を得た。「影響する」と回答した人のうち、どんな影響があるのかを複数回答で尋ねた結果、最も多かったのが「車中泊避難をする」で42%。次いで「避難所に行くが、様子を見て避難先を変える」が39%だった。「感染防止対策をして避難所に行く」30%、「自治体が指定する避難所に行かないようにする」22%と続き、現状での避難所避難を不安視する傾向が浮き彫りになった。

 調査を監修した東京大の松尾一郎・客員教授は「調査対象は避難行動をしたことがある防災意識が比較的高い層だが、これらの人たちが行き先を迷っていることが分かる。行政は梅雨に合わせて避難所の感染症対策を急ぐのと同時に、避難所に限らない避難先を早めに示すことが重要だ」と話している。