「子どもの貧困」に支えを 子ども食堂の山田さん
2022.5.18 20:20
共同通信
子ども政策の司令塔となる「こども家庭庁」設置関連法案の審議が進む中、行政の手によらない地道な草の根活動が続いている。9年間にわたり自宅で子ども食堂を開く山田和夫さん(73)は、政策に期待を寄せる一方「子どもの貧困は見えにくい」と訴える。スタッフが食事を渡す際も、子どもと同じ目線に立ち、変化がないか様子を見守る。支えや居場所を求める人たちへ、山田さんは「楽しそうな場所を作ってそこにさりげなく来てほしい」と話していた=18日、東京都豊島区