【タイ】きょう首相の任期判断へ、クーデターは否定[政治]

2022年09月30日
NNANNA

タイで職務一時停止となっているプラユット首相の任期を巡り、憲法裁判所がきょう30日に判断を下すとみられる件で、国防省はタイ国軍がクーデターを画策しているとのうわさを否定した。また同日に実施されると見られる反首相デモも大規模にはならないとの見方を示した。

国防省のコンチープ報道官は28日、「総選挙は実施されず、クーデターが起きる」とのうわさについて「国軍をそのような状況に導く条件はない。また国防評議会の会合でプラユット国防相(首相)からもそのような話はなかった」と述べた。さらに「クーデターは起きないので安心してほしい」と強調した。

プラユット首相は同日、国防評議会会合に出席し、30日にタイ年度末で定年を迎える軍人らをねぎらうなどリラックスした様子で、憲法裁が30日に自身の任期について判断を下す話も出なかったという。ただ同会合では30日のデモ対策が話し合われた。多数の死者が出た2009~10年のような状況にはならないと予測している。

プラユット首相は30日、午前中は通常通り国防省に出勤し、午後は定年の軍人の送別会・引き継ぎ式に参加した後、自宅に戻って憲法裁の判断を待つ見通し。