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高田川親方「大事な家族失った」 コロナ感染の勝武士さん死去に

2020.6.1 20:22 共同通信

高田川親方
高田川親方

 新型コロナウイルスに感染し5月13日に28歳の若さで死去した大相撲の三段目力士、勝武士さん(本名末武清孝)の師匠、高田川親方(元関脇安芸乃島)が1日、日本相撲協会を通じ書面で「誰からも愛される大事な家族を失った悲しみは言葉にできません」と弟子を失ってから初めてコメントを発表した。

 勝武士さんが中学1年生のときに初めて会い声を掛けたという。「『おれが親方の本当の一番弟子だ』といつもうれしそうに話していた顔が忘れられません」と述懐した。

 同親方もウイルスに感染したが健康状態は回復した。部屋の力士は7月場所(7月19日初日・両国国技館)に向けトレーニングをしており「前を向き、これからも勝武士と一緒に部屋一丸となって頑張っていこうとみんなで誓い合いました」と思いをつづった。

 1学年上の兄弟子、平幕竜電関にとっては小学生時代から同じ柔道スポーツ少年団に通い、関取になってからは付け人として支えてくれた間柄。入院後に送ったメールへの「大丈夫です!!また連絡します」との返信が最後のやりとりになったという。

 「明るく、優しく、いつもそばにいるのが当たり前の存在を失い、心にぽっかりと穴があきました。しかし、前を向き、これからも見守ってくれる勝武士とともに、今まで以上に相撲道に精進します」と決意を込めた。