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5月の百貨店売上高、6~8割減 下落率は縮小、大手4社

2020.6.1 19:12 共同通信

大手百貨店4社の5月の既存店売上高
大手百貨店4社の5月の既存店売上高

 大手百貨店4社が1日発表した5月の既存店売上高(速報)は、前年同月の実績と比べ6~8割程度の減少となった。4月は7~8割減と前例のない落ち込みとなったが、4社とも4月より下落率は縮小した。新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の解除などを受けて、営業再開の動きが相次いだため。

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)が78.1%減、大丸や松坂屋を運営するJ・フロントリテイリングが73.2%減、高島屋は62.9%減、そごう・西武は61.5%減だった。

 高島屋とそごう・西武は4月から全店で食品売り場の営業を継続したため、減少率がやや小さかった。

 訪日外国人客向けの免税売上高は厳しい状況が続き、下落率は三越伊勢丹HD、高島屋、大丸松坂屋でいずれも99%前後、そごう・西武も約95%だった。

 6月以降の見通しについて、三越伊勢丹HDの広報担当者は「営業を再開しても、すぐに客足が戻るとは考えていない」と話した。一方、そごう・西武の担当者は「5月最後の土日に限れば、売上高は前年の同じ時期の9割程だった。徐々に回復していくのではないか」と述べた。