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北九州市立小でクラスター発生 同じクラスで5人感染

2020.5.31 23:22 共同通信

人通りがまばらな北九州市小倉北区の商店街=31日午後
人通りがまばらな北九州市小倉北区の商店街=31日午後

 北九州市は31日、既に児童1人が感染している市立守恒小学校で児童4人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表し、市は同小でクラスター(感染者集団)が発生したとの見方を示した。市では5月25日に市立学校が再開しており、5人は同じクラスだった。小学校でのクラスター発生は珍しい。6月1日から全国で学校再開が本格化する。各校はよりきめ細かいコロナ対策が求められそうだ。

 市は31日、児童4人を含めて新たに12人の感染が確認され、1人が死亡したと発表した。市内の感染者は23~31日の9日間で計97人に上り、拡大が止まらない。福岡県内での感染確認は計753人、死者は計28人となった。

 31日は既に感染者が出ていた北九州市立思永、企救両中学校で、新たに濃厚接触者の生徒の感染が1人ずつ確認された。それぞれ感染者とはクラスが異なり、学校外で接触があったという。市教育委員会は31日夜、感染が確認された学校は当面休校とする一方、市立学校全体を臨時休校する考えはないと説明した。

 市内の感染者は判明している分で10歳未満~90代と幅広く、市内全7区にまたがる。接待を伴う飲食店やライブハウスを対象にした休業要請は6月18日まで延長された。

 市内のライブハウス「LIVE SPOT WOW!」代表の論手恵さん(38)は「感染防止のため休業要請延長には賛成だ」と理解を示す。一方で「7月から開けるつもりだったが、休業が長引きそうだ。再開しても、会場いっぱいに人を呼んでのイベントは1年以上できないだろう」と先行きを心配する。

 市では4月30日~5月22日は感染確認ゼロが続いていたが、23日に3人の陽性が判明。以降、毎日増え続け、29日には1日で最多の26人が確認された。市は守恒小や医療機関など計4カ所でクラスターが発生したとみている。