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小中学校に教員3100人を追加 小6と中3で少人数授業、文科省

2020.5.27 21:31 共同通信

 文部科学省は27日、新型コロナウイルスによる休校で生じた学習遅れを取り戻すため、地域の感染状況に応じて公立小中学校に教員3100人を追加することを決めた。優先度が高い最終学年の小6と中3で、感染防止のためにクラスを分けるなどして少人数授業が行えるようにする。

 また、放課後の補習などを行う学習指導員を6万1200人、教員の事務作業などを支援するスクールサポートスタッフを2万600人増やす。同日閣議決定した2020年度第2次補正予算案に関連経費310億円を計上した。

 感染防止に必要な物品や家庭学習に用いる教材などを各校の裁量で購入できるよう、国公私立の全小中高校と特別支援学校に100万~300万円程度を給付する事業には405億円を計上。給付額は地域の感染状況などに応じてさらに増える学校もある見通し。物品は消毒液や検温用のサーモグラフィー、教室を換気するサーキュレーターなどを想定している。

 追加する3100人の教員は一時的な雇用で、感染防止のためにクラスを二つに分けた際、学級担任と別々の教室で授業を行うケースなどを念頭に置いている。

 文科省はこれまでに、休校による学習遅れは学年を繰り越して2、3年かけて取り戻すことを認める一方、繰り越しが難しい最終学年の小6と中3については優先的に登校させるなどして、本年度中に必要な学習を終えるよう求めている。