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アベノマスク、売上高51億円 縫製大手のマツオカコーポ

2020.5.27 21:20 共同通信

政府が全世帯へ配布する布マスクを配達用のバイクに積み込む郵便局員=14日、名古屋・西郵便局
政府が全世帯へ配布する布マスクを配達用のバイクに積み込む郵便局員=14日、名古屋・西郵便局

 縫製大手のマツオカコーポレーション(広島県福山市)は27日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い政府から要請を受けて生産した布製マスクの売上高が約51億円に上る見込みだと発表した。2021年3月期連結決算に計上する。投資家向け情報として開示した。

 中国とミャンマーの自社工場で、既存の設備や従業員を活用して4、5月に生産。契約先と納入先は共に厚生労働省で、生産枚数や受注の経緯について広報担当者は「個別の契約内容になるので答えられない」と話した。

 21年3月期の連結業績予想は新型コロナの影響が見通せず未定とした。20年3月期連結決算の売上高は571億円だった。

 政府が配る布製マスクの一部では汚れが見つかり問題となった。マツオカコーポは自社納品分で不良品が見つかったとの報告はないとしている。

 政府の配布するマスクは「アベノマスク」と呼ばれ、マツオカコーポを含む5社が納入した。

 厚労省の担当者は27日、取材に対し、マツオカコーポと税込みで4月に約7億6千万円、5月に約48億6千万円の契約をしたと明らかにした。これとは別に、マツオカコーポが3月に生産したマスクについて約2億円の契約をしたと説明した。