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名古屋大、立体マスク開発へ 再使用可能、秋にも販売

2020.5.11 19:14 共同通信

 名古屋大は11日、高いウイルス除去効果があり再使用が可能なマスクを、三井化学(東京都)などとともに開発すると発表した。3Dプリンターで作った本体に、使い捨ての不織布フィルターを組み込んで使う。今秋までの一般販売を目指す。

 名古屋大によると、一般に再使用されている布マスクは、不織布より網目が大きく、ウイルス除去効果が低い。不織布は網目が小さいものの、不足している上、ごみも問題になっているという。堀克敏教授(生物工学)は「効果の高い再使用可能なマスクが必要だ」と話している。

 3Dプリンターで樹脂製の立体的な本体を作り、口と鼻の部分にのみ三井化学が製造する使い捨ての不織布をあてる。試作品の本体には、環境への負荷が小さいバイオプラスチックを使い、洗浄や消毒もできるようにした。

 今後、耳の痛みや眼鏡の曇りを抑え、着け心地のいいマスクを作る。顔と接する部分の隙間を小さくできるオーダーメードも検討する。