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くっつきやすい形に変化 英国株、若者も要警戒 【新型コロナ・ミニ知識】

2021.5.28 19:20 共同通信

 国が監視する変異株は計5種類あるが、最初に英国で見つかった変異株が国内で最も広がっている。この英国株は「N501Y」など複数の変異があり、特徴は感染力の強さ。従来株より5~7割ほど感染しやすいとみられている。

 

 
 

 感染力はどうやって高まるのだろう。秘密はウイルス表面の突起状のタンパク質にある。

 ウイルスは、突起を人の細胞の受容体に結合させることで感染する。ちょうど鍵と鍵穴のような関係だ。英国株ではこの突起が、受容体によりくっつきやすい形に変わっていると考えられる。

 気になるのは重症化するリスクだ。国立感染症研究所が国内の事例を分析したところ、従来株と比べて肺炎など重い症状になるリスクが1・4倍と高いことが判明。その上、高齢者より40~64歳の方が高いという結果になった。

 欧州の調査では、20~30代もリスクが高まると報告されている。症状が軽いと言われていた若い世代も、変異株には厳重な警戒が必要だ。(5月17日配信)