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55本塁打の王がMVP 1964年10月30日 「再現日録 東京五輪の10月」(30)

2020.10.30 8:00 共同通信
1964年9月、打席に立つ巨人の王貞治選手。この年、55本塁打を放ち最優秀選手(MVP)に選出された
1964年9月、打席に立つ巨人の王貞治選手。この年、55本塁打を放ち最優秀選手(MVP)に選出された

 

 プロ野球セ・パ両リーグの1964年度最優秀選手(MVP)が30日、発表され、セ・リーグはプロ野球記録の年間55本塁打を放った巨人の王貞治(おう・さだはる)選手が初選出された。

 巨人は3位だった。優勝を逃したチームからMVPが選ばれるのは、戦後3人目。セ・リーグで年間50ホーマーを放ったのは14年ぶりで、それだけ王選手の偉業が際だった。パ・リーグは優勝した南海のエース、スタンカ投手が外国人選手では初の栄冠を得た。

 韓国の東京五輪選手団長が30日、韓国国会の聴聞会で、バレーボール女子の五輪参加に際して、日本から100万円の補助金を受け取ったことを明らかにした。韓国は北朝鮮が大会をボイコットして帰国したため、急きょ招待されていた。日本側は、補助金拠出を否定。用意したチャーター便の運賃支払いを巡る考え違い、と指摘した。

 法務省は30日、64年度の「犯罪白書」を発表、組織暴力犯罪の激増を指摘した。

 北海道庁は冷害の被害状況をまとめ、被害額は572億円超の見込みとなった。全耕作地の94%に及び、過去最悪の冷害と比べても177億円上回る見通しとした。

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 五輪開会直前の北朝鮮の総引き揚げは、大会後も余波を及ぼした。北海道の冷害は戦後最悪となり、全国から義援金や衣服の援助が届けられる。(国名や組織・団体名、競技名、肩書などは当時の呼称に従っています。 共同通信=小沢剛)