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仕切りと扇風機の活用を 職場での感染防止策 【新型コロナ・ミニ知識】

2020.9.15 14:00 共同通信
高さ140㌢の仕切りを設けた場合の飛沫の動き。広がりを効率よく防ぐことができる(理研、豊橋技科大提供)
高さ140㌢の仕切りを設けた場合の飛沫の動き。広がりを効率よく防ぐことができる(理研、豊橋技科大提供)

 

 職場で新型コロナウイルスに感染する事例が相次いで報告され、働く人が長時間過ごすオフィスでの対策が重要になっている。ポイントは飛沫(ひまつ)予防と換気。最新のシミュレーションでは、適切な高さの仕切りの設置や、扇風機などによる空気の循環が有効と分かった。

 神戸大と理化学研究所などはスーパーコンピューター「富岳」を使い、18人が入る約100平方メートルのオフィスを想定して計算を実施。机と机の間に設ける仕切りは、床から140センチ程度の高さがあると飛沫の飛散を効率よく防げるとの結果が出た。高さ120センチだと飛沫が防ぎ切れず、逆に140センチ超にしても効果はほとんど変わらなかった。

 一般的なオフィスの設備でも空気はある程度入れ替わるが、壁際や部屋の隅などに換気むらができていた。空気がよどむと、細かな「マイクロ飛沫」による感染のリスクも高まる。専門家はサーキュレーターや扇風機を活用し空気を循環させることが大事としている。(9月8日配信)

仕切りが設置されていない場合の飛沫の広がり方(理研、豊橋技科大提供)
仕切りが設置されていない場合の飛沫の広がり方(理研、豊橋技科大提供)