【新型コロナ】 最新ニュースと各地の動き

新型コロナウイルス感染症は、流行の「第3波」に歯止めがかかりません。政府は1月7日、首都圏の1都3県を対象に緊急事態宣言を再発令しました。13日には、愛知、大阪、福岡などの計7府県を対象地域に追加しました。各地の動きや感染防止のための注意点などをまとめました。


▽各地のおもな動き
・コロナ禍、商工会議所に存在感 給付金や補助金申請支援【北海道新聞】
・東京都で新たに618人の感染確認、今年に入って最少 重症者数は148人【東京新聞】
・40歳未満のコロナ患者、自宅療養も 熊本県内で2月から【熊本日日新聞】
・安心して受診を 検診車抗菌加工 岡山県健康づくり財団 コロナ対策【山陽新聞】
・那覇空港にPCRブース設置へ 到着後その場で検査、水際の「すり抜け」対策強化【琉球新報】
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▽【共同通信ニュース】国内外のおもな動き
・接種券、3月中旬から配布計画 厚労省がワクチンスケジュール
・国内の変死、197人コロナ感染 うち75人は年明け以降、急増
・GoTo後、旅行関連の感染者増 最大6~7倍、京大・西浦氏分析
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▽【新型コロナ】ミニ知識
新型コロナウイルス感染症について、知っておきたい予防法などを紹介します。(情報は配信日時点のものです)
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▽感染防止へできること
感染防止のために気をつける点や、発熱などの症状が出た際にどのように対応すればよいのか。以下にまとめました。
▽感染経路
厚生労働省のHP「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」によると、飛沫(ひまつ)感染と接触感染を現在の原因として挙げている。なお、空気感染は確認されていないとしている。
飛沫感染は、くしゃみやせきといった感染者の飛沫と一緒に放出されたウイルスを吸い込んで感染すること。接触感染は、ウイルスが付いたドアノブなどを握った手で口や鼻などを触ることで起こる感染をいう。
▽予防・対策
感染予防で最も大切なことはインフルエンザと同様で「せっけんでこまめに手を洗う」ことだ。
洗う際には手のひらや手の甲だけでなく、爪の間や指の間、手首などもまんべんなく洗う必要がある。時間は少なくとも20秒ほど。泡が残らないよう、しっかりすすぐことも重要だ。

アルコール消毒も有効だ。その仕方はアルコールを含んだ消毒薬を手のひらにたっぷり取り、両手全体にまんべんなく広げてすり込んでいく。両手が乾いた状態になったら完了で、正しく行うと20秒くらいかかる。最後に手をふかないので、清潔なタオルなどが手近にない場合でもできる。
また、できるだけ人混みを避けることや体力を落とさないよう食事や睡眠をしっかり取ることも意識する必要がある。
品薄が続くマスクについて、厚労省は咳やくしゃみなどの症状のある人は積極的につけるよう呼び掛けているが、 感染予防を目的とした着用に関しては「混み合った場所、特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所では一つの感染予防策と考えられますが、屋外などでは、相当混み合っていない限り、マスクを着用することによる効果はあまり認められていません」と明記している(「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」)。
▽症状が出た場合は
発熱などの症状があり新型コロナウイルスによる肺炎が疑われる人向けの相談窓口「帰国者・接触者相談センター」が各都道府県に設置されている。
相談・受診の目安について厚労省は、発熱やせきなどの軽い風邪症状が続く場合すぐに相談する―としている。

・各都道府県に置かれている「帰国者・接触者相談センター」(厚生労働省)
症状が出ていない場合でも新型肺炎が心配な人のために、厚労省や全国の都道府県は一般向けの電話相談窓口を設けている。厚労省の番号はフリーダイヤル(0120)565653(午前9時~午後9時)。聴覚に障害があるなど電話相談が難しい人向けにFAX(03-3595-2756)でも受け付けている。都道府県・保健所等については首相官邸のHPにまとめてある。
・各都道府県の新型コロナウイルスに関するお知らせ・電話相談窓口(首相官邸)
▽関連リンク集
・厚生労働省「新型コロナウイルス感染症について」
・首相官邸「新型コロナウイルス感染症に備えて~一人ひとりができる対策を知っておこう~」
・国立感染症研究所「新型コロナウイルス(2019-nCoV)関連情報ページ」