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編集部こぼれ話

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ローカルとグローバルを結ぶ食文化の拠点、山形県の鶴岡駅前に 

2017.6.30 12:36
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「つるおか食文化市場FOODEVER」イメージ
「つるおか食文化市場FOODEVER」イメージ

 山形県鶴岡市のレストラン「アル・ケッチァーノ」オーナーシェフの奥田政行さんは国内外から注目を集めたイタリアンの料理人だ。できるだけソースを使わないなど、素材の味をぎゅっとお皿に凝縮させる調理を心がけ、庄内地方の野菜を提供してきた。奥田さんが「食の都庄内」親善大使を務める鶴岡は、全国区の人気になった「だだ茶豆」など在来野菜の栽培も続いている。

 元はスーパーだったJR鶴岡駅前のビルをどう活用すればいいかを相談された奥田シェフは、スペインのバルのような飲食スペース作りを提案した。自らも前菜とパスタを提供する店で協力し、郷土料理を出すレストランにも出店してもらうことになった。7月1日に「つるおか食文化市場FOODEVER」として開業する。フードコートには、旬の魚介類と世界中から集めたオイルや塩のマリアージュを楽しめる「魚バル」が入る。ワインに合う魚の出し方を追求するとオイルになるのだという。山形県産にこだわる「肉バル」のほか、地元の日本酒やワインを楽しめる「酒バル」も登場。また、鶴岡産のお米や野菜なども販売していく。ユニークなのはローカルな食材と組み合わせてより食の世界を広げられるよう、世界各地のオイルや塩、日本各地の醤油などさまざまな調味料も小売りする予定だ。

 観光客向けだけでなく、買って帰る地元の人には手の届く値段で商品をそろえていくなど、工夫して営業していくという。「ローカルとグローバルを結ぶ―。世界の調味料と地元産の食材の組み合わせを探っていくことで、世界に通用する料理人が鶴岡から出てくるかもしれない」。奥田さんは新しい食文化が生まれてくることに期待している。

(47NEWS 木村啓子)

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